国際的な影響力を持つヴィーガン活動家、エド・ウィンタースの論理的ヴィーガニズム

多岐にわたるヴィーガンアクティビズム

エド・ウィンタースは、動物の権利と福祉に関する啓発活動を多岐にわたり行っています。

オンライン動画の制作

エドは、自身のYouTubeチャンネルを通じて、アニマルライツに関する啓発動画を発信しています。

彼の動画は、動物の農業産業における現実の苦しみや、動物製品の消費に伴う倫理的な問題を啓発し、人々に情報を提供することを目的としています。

その中でも、彼のディベート動画は印象的です。

動物の命に関わるさまざまな職業の人や、ヴィーガニズムに懐疑的な学生や反対意見を持つ人々などと意見を交わし合い、時には激しい討論になります。

どんなに相手が感情的になっても、エドは言い負かすようなことはせず、必ず相手の話を聞き、冷静かつ論理的にヴィーガニズムを啓蒙します。

もちろん、彼の話が誰にとっても腑に落ちるものではないかもしれません。

それでも、「対話」し、異なる意見や考え方を否定するのではなく、対立意見からも学ぶことを大切にする彼のスタンスと、感情論だと言われがちなヴィーガニズムをロジカルに説く彼の姿は、世界中から賞賛を集めています。

講演の実施

彼は、学校や大学、企業、社会団体などでの講演を通じて、アニマルライツについての啓発を行っています。

既にイギリスの大学の1/3以上と、すべてのアイビーリーグの大学で講演しており、2019年と2020年の両方でハーバード大学のゲスト講師を務めました。

また、2022年から、ハーバード大学のメディア＆デザインフェローとして教壇に立ち始めました。

ケンブリッジ大学、EPFL、LinkedIn、American Express、Google NYC、Google Zürichなど、世界各地で講演を行った中で、2019年初頭には2つのTEDx講演を行い、オンライン上で合計230万ビューを突破し、反響を呼びました。

また、彼のスピーチ「You Will Never Look at Your Life in the Same Way Again」は、オンラインでの累積再生回数が3500万回に達し、イギリスの大学で数千人の学生を前に講演したものです。

科学的なデータや倫理的な観点から、動物の権利と福祉に関する問題を説明し、人々に考えるきっかけを与えています。

この動画はYouTubeにアップロードされてからも反響を呼び続けています。

30分程度のスピーチで、ヴィーガニズムが一体どういう主義なのかよくわかる講演ですので、ぜひご覧ください。

（日本語字幕を付けることができます。）

メディアへの露出

彼は、アニマルライツやアニマルウェルフェアについての専門知識を持っています。

テレビやラジオ、新聞などのメディアに出演し、メディアを通じて広く一般に向けて、動物の農業産業の実態や動物製品の消費に伴う倫理的な問題を伝えています。