【保存版】卵の代用になるおすすめ食材6選
ヴィーガン、アレルギーの方にもおすすめ!冷蔵庫にいつもある身近な食材や、まだ日本ではあまり知られていない万能食材など、覚えておきたい卵の代用になる実用的な食材を厳選し、代用として使うためのポイントやレシピアイデアを含めて詳しくご紹介します。卵価格高騰の今、卵の代用食材でヘルシーなライフスタイルにシフトしてみませんか?
しかし、卵の代用として紹介される食材はさまざまな異なる特性を持つものばかりです。
実際に料理に用いる際にどの食材を代用として選べばいいのか、また、本当に卵と変わらないように料理に使えるのか気になりますよね。
この記事では、卵の代用になる食材6種類とそれぞれの特徴について詳しく解説します。
さらに、卵の代用になる食材を使ったレシピのアイデアや、おすすめの商品などもご紹介します。
目次
家庭料理に適した卵の代用になる食材
1. 卵代替粉(エッグリプレイサー)
卵を乾燥させて粉末状にしたものを「乾燥卵」と呼びますが、今回紹介するのは動物由来の卵を使わずに卵の代用として使うことのできる粉末タイプの「卵代替粉」です。
一般的に家庭で使われることは少ないため、初めて名前を聞く人もいるかもしれません。
店舗にも寄りますが、アメリカなどでは既に「エッグリプレイサー」としてスーパーマーケットで気軽に買えるようになってきています。
グルテンフリー&ヴィーガン対応
エッグリプレイサーの主な原材料はジャガイモデンプン、タピオカ粉、ベーキングソーダ、オオバコ繊維。
木の実や大豆を使用する施設で製造されています。
そのため、動物性由来の食品やグルテンを含まないことがほとんど。
アメリカでも根強い支持を集めるBob’s Red Millから発売されたエッグリプレイサーは、ヴィーガンの方も卵アレルギーの方も、召し上がることができます。
(製造会社によりもしかしたらコンタミネーションなどの恐れがありますので、詳しくは各企業にご確認ください。)
使い方はとっても簡単。
水とどの程度混ぜるかによって1種類のエッグリプレーサー粉で全卵・卵白・卵黄の3役を担ってくれます。
3つの状態の卵を再現する配合一覧
全卵1つ分の代替 | エッグリプレーサー粉大さじ1杯を水大さじ2杯とよく混ぜ合わせる |
卵白1つ分の代替 | エッグリプレーサー粉小さじ1.5杯を水大さじ2杯とよく混ぜ合わせる |
卵黄1つ分の代替 | エッグリプレーサー粉小さじ1.5杯を水大さじ1杯とよく混ぜ合わせる |
着色料や人工香料も使用しておらず、トランス脂肪酸やコレステロールゼロなので、血中コレステロール値が気になる方や、ダイエットにもおすすめです。
日本でもAmazonで購入できますので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。
2. 豆腐×ターメリック
豆腐とターメリックがあれば、卵がなくても美味しいスクランブルエッグが作れます。
もう「スクランブルエッグを作ろうと思ったのに卵がない!」と諦めなくて大丈夫。
冷蔵庫にある豆腐とスーパーや100円ショップで購入できる小瓶のターメリックで、簡単に「炒り卵風炒り豆腐」を作ることができます。
使う豆腐は、木綿でも絹でも、どちらでもOKです。
絹豆腐を使う場合は水切りを忘れないように気をつけてくださいね。
簡単すぎる「炒り卵風炒り豆腐」のレシピ
豆腐の水気を切ったらそのままフライパンに入れ、好みの大きさに潰しながら中〜強火で炒めます。
塩胡椒、ターメリックでお好みの味に整えたら完成です。
お好みでガーリックパウダー、醤油、豆乳チーズを加えても味のアクセントになります。
3. プラントベース卵製品
都心を中心としたカフェの営業とオリジナルブランドの展開で注目を集める2foodsから登場した、たんぽぽオムライスを開いたようなふわとろ食感のたまご。
動物由来の食材を一切使用していないヴィーガン対応とは思えないほど、卵のような風味と食感を併せ持っています。
ここ最近、日本でもSDGsをきっかけに「プラントベース食品」への意識が急速に高まり、スタートアップだけではなく、大手企業も製品を開発・販売するようになりました。
もちろん、プラントベース卵製品も例外ではありません。
キユーピーの「冷凍 HOBOTAMA」はスクランブルエッグ風のプラントベース食品で、その使いやすさから注目され始めています。
ヴィーガンの方にもおすすめなプラントベース卵製品
また、ヘルシージャンクフードで話題のヴィーガンカフェ「2foods(トゥーフーズ)」が手がけたEver Egg(エバーエッグ)など、開封してそのまま使える手軽さも、プラントベース卵製品の魅力の一つ。
2foodsは、「おいしいものを食べることをガマンしない」ことを前提に、心身ともにヘルシーで環境にやさしいライフスタイルを提案する注目のヴィーガンブランド。ウェルビーイング事業を展開する「株式会社TWO」によって運営されています。
サステナブルなビジネスモデルで、エシカルな消費に貢献している企業だからこそ、エシカル消費を通して2foodsの製品を選択することでヴィーガニズムの推進を応援することができますね。
2foodsとヘルシージャンクフードについての詳細は、こちらの記事をご参考ください。
ヘルシーだけどジャンクフード!? 2foodsの魅力を徹底解説
まあ、アメリカで登場したプラントベース卵製品JUSTEggもヴィーガンの間で注目を集めています。
JUSTEggについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考ください。
【驚異の植物性フード】アメリカ西海岸発のJUST Eggの魅力を徹底解説
お菓子作りに適した卵の代用になる食材
それでは、ここからはお菓子作りに適した卵の代用になる食材を勉強していきます。
いつも捨ててしまってたアノ食材や、意外なスーパーフードが実はお菓子作りに適した卵の代用になります。
1. アクアファバ
アクアファバは、ひよこ豆の煮汁です。
ひよこ豆の缶詰を開けると、ひよこ豆以外にトロッとしたテクスチャーの汁があります。
これがひよこ豆の煮汁、卵白の代用として主にお菓子作りで活躍するアクアファバです。
アクアファバの主な成分は「でんぷん・炭水化物・タンパク質」で、タンパク質量が高く、脂質の少ないことから、卵白のように泡立ちやすい性質を持っています。
ホイッパーなどでホイップすると、卵白のようにメレンゲが作れます。
スフレパンケーキやクッキーなど、卵白やメレンゲを使うお菓子作りの代用にぴったりです。
サラダやカレーなどの料理にひよこ豆の缶詰を使う時は、煮汁は捨てずにとっておき、パンケーキなどに使ってみてください。
【おすすめ】簡単すぎる!メレンゲクッキーのレシピ
アクアファバ 100ccをメレンゲ状にホイップしたら、60gの粉砂糖とレモン汁を5g程度加えて、100℃に予熱したオーブンで1時間焼くだけ。
ひよこ豆は、煮汁まで美味しく食べられるフードロス0でヘルシーな食材です。
ひよこ豆料理を作るときには、ぜひアクアファバでお菓子作りも楽しんでみてくださいね。
2. チアシード
スーパーフードとして一時話題になったチアシード。
タピオカとはまた異なった、プチプチした食感がクセになった人は多いはず。
実はチアシードも卵の代用として活躍するって知っていましたか?
卵1個分=すり潰したチアシード大さじ1杯
上記の分量に、お湯大さじ3杯入れて混ぜ、10〜15分程置いてとろみがついたら完成です。
卵と同じように料理やパン作り、マフィンやパンケーキといったお菓子作りに使うことができます。
チアシードは食物繊維だけではなく、たんぱく質、オメガ3脂肪酸、ビタミン、ミネラルなど、栄養価が高いので、ダイエット中の方にもぴったりな食べ物です。
Amazonで購入できますので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。
3. バナナ
日本人が最もよく食べている果物1位のバナナは、意外と低カロリーなのにビタミン・カリウム・食物繊維が豊富でヘルシーな果物です。
卵1個分=バナナ1本
熟したバナナを潰して使用することで、卵の代用として使うことができます。
ただし、バナナの味や風味はそのままなので、マフィンやパンケーキ、パウンドケーキなどに使用するのがおすすめです。
卵の代用になるおすすめ食材まとめ
代用が難しそうなイメージが持たれやすい卵ですが、実は卵の代用として使える食材はたくさんあります。
今回はその中でも特に実用性な食材をピックアップしてご紹介し、卵の代用になる食材6種類とそれぞれの特徴について詳しく解説しました。
料理には
- 卵代替粉(エッグリプレーサー)
- 豆腐×ターメリック
- ラントベース卵製品
お菓子作りには
- アクアファバ
- チアシード
- バナナ
特徴が多様なこれらの食材を本当に卵と変わらないように使うためには、記事でご紹介したように、作るもので選ぶのがポイント。
きっと「あれ?なんで今まで卵使ってたんだろう… 」と思うほど、十分卵の代わりを果たしてくれるはず。
ぜひこの機会に、卵の代用食材を使った料理や記事でご紹介したレシピにトライして、制限のない、健康的で楽しいライフスタイルを楽しんでくださいね。
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