フードロス問題に貢献しながら節約!サステナブルな食を楽しめる国内フードシェアリングアプリ5選

フードロス問題に貢献しながら節約!サステナブルな食を楽しめる国内フードシェアリングアプリ5選

世界各国で問題となっているフードロス。日本では、お得なのにフードロスの削減にも貢献できる、サステナブルな食を楽しめるのが「フードシェアリングアプリ」が徐々に注目を集めています。この記事では、ライフスタイルに合わせて選べる国内のフードシェアリングアプリを5つご紹介していきます。

ハッピーキヌア編集部
2023年06月13日
フードロス問題に貢献しながら節約!サステナブルな食を楽しめる国内フードシェアリングアプリ5選
本来食べられる食材がに捨てられてしまうことを指すフードロス。

日本におけるフードロス量推計値は、令和2年度の522万トンにも上ります。

これは、飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2020年で年間約420万トン)の1.2倍に相当します。

国民一人当たりに換算すると、お茶碗約1杯分の食べものが毎日捨てられている計算です。

参考:食品ロスについて知る・学ぶ | 消費者庁

「世界で作られている食品の3分の1は捨てられている」

驚くべき量の食品が捨てられていることを聞いたり、実際に飲食に関わる職場で従事する人はそれを目の当たりにしたりすることもあるのではないでしょうか。

フードロスは「もったいない」です。

しかし、フードロスの真の問題点は、資源枯渇の悪循環を生んでしまうこと。

食べ物を廃棄することは、生産するために使われた土地や水、労力、をすべて無駄にすることになります。

そしてもちろん、大量の食品を廃棄するためには莫大なエネルギーとコストがかかり、経済や環境に大きな負荷がかかります。

大量の食材を処理すると、温室効果ガスが発生。温室効果ガスが排出されることで、干ばつや洪水が起こり、食品を生産する農業にも影響を与えます。

すると資源枯渇につながり、生産国における飢餓が増えてしまうという悪循環が起こりかねません。

このような理由から世界各国で大きな問題となっているフードロス。

そのような中、日本国内でもフードロス削減に貢献しようとするサービスが次々と展開されています。

サステナブルな食を楽しめる国内フードシェアリングアプリ5選

そのままだと廃棄されてしまう商品を、消費者のニーズとマッチングさせることでフードロス削減につなげようとする「フードシェアリングアプリ」。

以下からはライフスタイルに合わせて選べる、国内で展開されている5つのサービスをご紹介します。

①TABETE

まず紹介するのは、国内最大規模フードシェアリングアプリ「TABETE(タベテ)」。

TABETEは、飲食店や惣菜店、ホテル、などから、美味しく安全に食べられるのにフードロスになってしまいそうなものを「レスキュー」できるサービスです。

店頭で売り切れない商品や、予約のキャンセルが出てしまった食事、食材の端材でつくったオリジナル商品などが出品されています。

こうした商品とユーザーとマッチングすることで、お店は無駄を減らして売上を増やすことができ、ユーザーもお得に美味しく食べながら社会貢献ができます。

東京23区付近を中心とした首都圏、金沢市、大阪市、福岡市、名古屋市などを始めとする各都市圏を中心に全国展開しており、登録店舗は約2500店以上

注文は、商品の詳細から受け取り時間と購入個数を入力してクレジットカード決済するだけ。

あとは、受け取り時間にお店に行けばすぐに商品を受け取れます。

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②Let

Let(レット)は、余った在庫、型落ち品、規格外品、見切り品、B級品など「訳あり品」を購入できるアプリです。

通常の流通ルートには流せない訳あり品と、お得な訳あり品を購入して食品ロス削減に貢献したい人をマッチングするサービスを提供しています。

各商品のページでは購入者の口コミが投稿が見れるため、購入する際の参考になります。

また、抽選やキャンペーンやポイント還元が頻繁に開催されているのも特徴。

キャンペーンやポイントを利用すれば、さらにお得に買い物ができます。

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③WakeAi

コロナ状況下で事業者が商品を通常よりも求めやすい価格で販売することで「買って応援、食べて応援」できる場を提供することからスタートしたWakeAi(ワケアイ)。

現在はフードロス削減やSDGsの実現を推進しており、賞味期限間近や在庫過多の商品をタイムリーに販売。

日本全国の産地直送品・名品・逸品をお得な価格で購入できます。

また、商品を購入するだけで、WakeAiが実施するフードバンク活動を通じ、ひとり親家庭や住民税非課税世帯を間接的に支援することができる仕組みが採用されています。

さらに、チャリティーショッピングを定期的に開催しており、対象商品の売上の一部がチャリティー活動資金として積み立てられています。

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④Kuradashi

フードロス削減を目指し、まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある商品を、リーズナブルな価格で販売しているKuradashi(クラダシ)。

売上の一部を環境保護・災害支援などに取り組む様々な団体に寄付しており、ユーザーは間接的に貢献することが可能です。

食品や飲料に加え、日用品まで豊富なジャンルの商品が揃っており、最大97%OFFの掘り出し物が見つかります。

フードロス削減に貢献しながらお得にお買い物を楽しめるサービスです。

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⑤SFLO

最後に紹介するのはSFLO(スフロ)。

STOP FOOD LOSSを合言葉に、“もったいない”を無くして、 廃棄される食べ物を減らしたいという想いから生まれたフードロス削減マッチングアプリです。

売れ残りの恐れがある商品や消費期限間近の商品を持つ事業者とユーザーを繋ぐことで、ユーザーは美味しい商品をお得に購入することができ、事業者は廃棄を減らすことができます。

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まとめ

フードシェアリングアプリを使用するようになれば、食費を節約してサステナブルな食を楽しみながら、フードロス問題に貢献するという、一石二鳥の習慣を手に入れることができます。

フードロス問題に対してアクションを起こすことは、私たちが安心して生きていける持続可能な社会を実現するために欠かせません。

また、SDGsを意識した取り組みへの機運と環境破壊への危機感が社会全体で高まり続けているからこそ、今後もフードシェアリングや「シェア」業界は盛り上がりを見せていくと予想できます。

ぜひ日々の生活の中で食材、食品を購入する際にフードシェリングアプリをライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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