ヴィーガンを実践するアスリート8選|動物性食品を控えることにメリットを実感
世界で活躍するアスリートの中で、ヴィーガンを実践している方を8名ご紹介。アスリートがヴィーガンを実践するメリットも徹底解説します。
食事に関して、肉・魚・乳製品や、グルテンの摂取を控えることによって、疲れにくい・怪我をしにくいという効果をもたらすとされています。世界中のアスリートの中には、そのような結果を求めて、ヴィーガンを実践する方も多くいるようです。
今回は、ヴィーガンを実践するアスリートを8名、ご紹介していきます。
アスリートがヴィーガンを実践するメリット
完全菜食主義であるヴィーガンは、動物由来の食品は、一切口にしません。しかし、アスリートに欠かせないたんぱく質も、大豆などの植物由来の食品から、摂ることができることや、以下の利点があることから、世界中のアスリートに注目されています。
- 安定した精神状態を保つことができる
- 怪我のリスクが少なく、回復も早い
- ガンや心血管疾患のリスクが低い
このようなメリットがあることから、トップアスリートと呼ばれる人たちが、食生活をヴィーガンにする流れができています。
アスリートは身体が資本。筋肉をつけるためにも、たんぱく質は欠かせません。肉・魚を食べなくても、植物由来の食品で、たんぱく質を十分摂ることができます。
たんぱく質豊富な食品については、以下の記事も是非参考にしてください。
ヴィーガン必見!たんぱく質が多く含まれる植物性食品【保存版】
また、ヴィーガンプロテインを紹介した記事もあるので、是非チェックしてみてください。
いきなりヴィーガン生活を始めても大丈夫?
ヴィーガンアスリートの方が、生き生きとしている様子だけを見て、いきなりヴィーガン生活を取り入れてしまうと、返って体調不良を招く可能性があります。
スポーツをされている方で、ヴィーガンになろうと考えている方は、可能であれば専門家のアドバイスを受けながら、慎重に移行していくことをおすすめします。
ヴィーガンアスリートを目指すなら、規則正しい生活を心がけ、まずは野菜中心の食事からはじめてみましょう。
いきなりヴィーガンにならなくても、「週に一度は、肉・魚を食べても良い」という気持ちで始めてみると、良いかもしれません。
では、実際に、どのようなアスリートの方々が、ヴィーガンを実践されているのでしょうか。
ヴィーガンを実践するアスリート8選
1. ルイス・ハミルトン(F1レーサー)
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とてつもないスピードでサーキットを走り抜くF1レースで、何度も世界チャンピオンとなったルイス・ハミルトンさん。
彼はヴィーガンを実践しており、30歳を過ぎた今でも、
「人生の中でこれほど肉体的に良くなったと感じたことはありません。信じられないほど健康的にフィットしていている」
(出典:Lewis Hamilton: F1 driver on going vegan and his fears for the planet – BBC Sport)
とBBCのインタビューにも答えています。
彼がヴィーガン生活を実践し始めたきっかけは、牛からの排出物に関することでした。
「人間が食用とする牛からの排出物(メタンガス)は、飛行機や車の排気量よりも多く、地球にとっても深刻な問題になっています。また屠殺時の動物への残酷な行為は恐ろしいもので、私はそれを決して認めることができません。」
(出典:Lewis Hamilton: F1 driver on going vegan and his fears for the planet – BBC Sport)
このように、ルイス・ハミルトンさんは、自身の健康よりも、環境問題や動物愛護の観点から、ヴィーガンになったアスリートの方です。