半永久的な植物発電「エヌエナジー」、地球にやさしい発電技術が未来を変える

半永久的な植物発電「エヌエナジー」、地球にやさしい発電技術が未来を変える

植物の力で発電する植物発電「エヌエナジー」についてご紹介。植物を使ってどのように発電するのか、その仕組みからメリット、活用事例まで解説していきます。

ハッピーキヌア編集部
2023年01月18日
半永久的な植物発電「エヌエナジー」、地球にやさしい発電技術が未来を変える

エヌエナジーの活用例

エヌエナジーの開発元の株式会社ニソールは、株式会社グリーンディスプレイと共同で「botanical light」という商品を開発中です。

 

そのbotanical lightを導入した事例をいくつかご紹介します。

 

赤坂インターシティAIR

赤坂インターシティAIRでは冬のイルミネーションの一環として2021年11月~2022年3月までbotanical light導入していました。

 

既存の土壌に電極を挿して発生させた電力で点灯させています。

 

Marunouchi Street Park

 
丸の内ストリートパークでは、2021年に期間限定でビオトープに​​botanical lightとメダカを導入していました。

この取り組みでは、メダカが排出したフンを微生物が栄養として取り込み、マイナスの電化を放出。植物のみの場合よりも発電が安定しました。

 

このことから、エヌエナジーを用いた発電に水質や土壌の浄化効果があることが判明しました。
 

CHARGING SPOT BOTANIST

ボタニカルなヘアケアやボディケアアイテムを展開するBOTANIST。

そんなBOTANISTが2022年に東京・神宮前で期間限定オープンしたのが、​​botanical lightを導入した植物発電体感スポット「CHARGING SPOT BOTANIST」です。

 

店内に植えられた植物から、エヌエナジーを活用してスマートフォンの充電ができるスポットでした。

植物の持つ可能性とエヌエナジーの実用性を体感できる画期的な取り組みです。

 

まとめ

植物の力で発電するエヌエナジーは、環境に優しいだけではなく、循環型の持続可能な発電技術です。

街灯の電源や空き地や庭への導入、停電や災害時の非常電源となど、さまざまな用途での活用が見込めます。

 

私たちの目指す持続可能な未来を支える新しい再生可能エネルギーとして、今後さらに展開していくのではないでしょうか。

 

参考:植物発育環境による新エネルギー発電(植物発電、自然発電)- 株式会社ニソール

参考:植物の力で発電!未来のエネルギー『botanical light』|COLUMN(コラム)|INFORMATION|株式会社グリーンディスプレイ|植物を用いてオフィスや商空間をグリーン溢れる空間にデザイン

参考:植物の力でスマートフォンを充電 「ボタニスト」が異業種とのコラボイベントを開催 – WWDJAPAN

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