半永久的な植物発電「エヌエナジー」、地球にやさしい発電技術が未来を変える
植物の力で発電する植物発電「エヌエナジー」についてご紹介。植物を使ってどのように発電するのか、その仕組みからメリット、活用事例まで解説していきます。
エヌエナジーの活用例
エヌエナジーの開発元の株式会社ニソールは、株式会社グリーンディスプレイと共同で「botanical light」という商品を開発中です。
そのbotanical lightを導入した事例をいくつかご紹介します。
赤坂インターシティAIR
赤坂インターシティAIRでは冬のイルミネーションの一環として2021年11月~2022年3月までbotanical light導入していました。
既存の土壌に電極を挿して発生させた電力で点灯させています。
Marunouchi Street Park
丸の内ストリートパークでは、2021年に期間限定でビオトープにbotanical lightとメダカを導入していました。
この取り組みでは、メダカが排出したフンを微生物が栄養として取り込み、マイナスの電化を放出。植物のみの場合よりも発電が安定しました。
このことから、エヌエナジーを用いた発電に水質や土壌の浄化効果があることが判明しました。
CHARGING SPOT BOTANIST
ボタニカルなヘアケアやボディケアアイテムを展開するBOTANIST。
そんなBOTANISTが2022年に東京・神宮前で期間限定オープンしたのが、botanical lightを導入した植物発電体感スポット「CHARGING SPOT BOTANIST」です。
店内に植えられた植物から、エヌエナジーを活用してスマートフォンの充電ができるスポットでした。
植物の持つ可能性とエヌエナジーの実用性を体感できる画期的な取り組みです。
まとめ
植物の力で発電するエヌエナジーは、環境に優しいだけではなく、循環型の持続可能な発電技術です。
街灯の電源や空き地や庭への導入、停電や災害時の非常電源となど、さまざまな用途での活用が見込めます。
私たちの目指す持続可能な未来を支える新しい再生可能エネルギーとして、今後さらに展開していくのではないでしょうか。