ヴィーガン先進国!イギリスの最新情報をご紹介|発展するヴィーガンビジネスも
ヴィーガン先進国・イギリスの最新情報を徹底解説。イギリスのヴィーガン商品や話題のヴィーガンブッチャー・フィッシュアンドチップス、ヴィーガンビジネスについてご紹介します。
イギリスのヴィーガンフィッシュアンドチップス
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イギリス料理の代表的な存在「フィッシュアンドチップス」。
通常、「フィッシュ」は、タラなどの白身魚に衣をつけて揚げたもので、「チップス」は、いわゆる厚切りのフライドポテトです。
塩とモルトビネガー(大麦を原料とした酢)をたっぷりかけて食べるのがイギリス流ですが、レモンやタルタルソースが添えられている場合もあります。
とってもシンプルで庶民的な食べ物ですが、イギリスにあるお店の数を考えると、イギリス人にいかに愛されているのかが分かりますし、ヴィーガンでも食べたくなる人が多いのは明確です。
そのため、イギリスの多くのフィッシュアンドチップス店では、「ヴィーガンフィッシュ」を選べます。
しかし中には、お店自体がヴィーガン、ベジタリアン向けのヴィーガンフィッシュアンドチップス店も登場しており、その需要の高さを感じます。
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イギリス北部リーズにある、ヴィーガンフィッシュアンドチップス店「JJ’s Vish and Chips」は、外見はよくあるイギリスの庶民的なフィッシュアンドチップス店ですが、メニューは以下のように魅力的です。
- Vish (店名と同じ名前ですので、お店の看板商品と推測)
→バナナの花(果物の風味はない)を素材に、 アーティチョークのような食感で、魚のようにフレーク状に調理されます。
海藻を含むシーフードフレーバーの秘密のレシピミックスでマリネした後、衣をつけて揚げています。
- Tofish
→魚の皮を再現するために海苔を上に乗せた濃厚な味わいの豆腐に衣をつけてを揚げています。
バナナの花とは、何とも興味が沸きます。
バナナの花は、タイやマレーシアからのものが多く、一部のアジアのスーパーマーケットで販売されているほか、ヴィーガン専門店などのオンラインショップでも販売されているようです。
ここまで、ヴィーガンの「食」に関してお伝えしましたが、ヴィーガン先進国ではヴィーガンの「ビジネス」も続々登場しています。
そこで、その「ヴィーガンビジネス」について、次にご紹介します。