ビリー・アイリッシュのヴィーガン食生活とは?ツアー中の食事も紹介
米歌手でヴィーガンのビリー・アイリッシュはワールドツアー中に何を食べている?彼女が環境問題に対して起こしたアクションについてもご紹介します。
大きな見どころはもちろん、彼女のヒット曲、エネルギッシュなパフォーマンスや特徴のある衣装ですが、グラミー賞を受賞した彼女のツアーには、もう一つ注目したいテーマがあります。それは「気候変動から地球を守る」ことです。
アイリッシュは、非営利環境団体REVERBと協力して環境に優しいツアーを実行。ステージや移動手段、ホテルの滞在まで、REVERBはアイリッシュがツアーで二酸化炭素の排出量を最小限に抑えられるよう支援し、気候変動問題に対してどのような対策ができるのかというお手本をファンに示しています。
2019年のオックスフォード大学の調査によると、肉や乳製品を控えることで、酸化炭素排出量を一人の最大73%削減できるとしています。
今後REVERBは、各会場と協力してヴィーガンの食生活が気候変動問題に貢献できることをファンに伝えていく予定です。この取り組みにより、ツアーを展開していく中で、環境への影響を減らすことが期待されます。
さて、ツアー中にアイリッシュは何を食べているのでしょうか?
ビリー・アイリッシュは何を食べている?
アイリッシュが「大のアボカド好き」なのはご存じの通り。(とにかく彼女はアボカドを上手に使って楽しんでいて、Instagramのハンドルネームは以前@wherearetheavocados「@アボカドはどこへ行った」でした。)
そして、好きな食べ物の上位には、ブリトー、豆腐、そしてたくさんのラーメン。…さらにデザートのピーナッツバターチョコレートチップクッキー。では、彼女の最も嫌いなものは?肉と乳製品です。
アイリッシュがプラントベースの食事に変えたのは2014年。食肉や乳製品業界について調べたことがきっかけでした。アイリッシュによると、もともとベジタリアンとして育ち、主にグルテンフリーの食生活をしていたので、ヴィーガンに切り替えるのは簡単だったと言います。
「ヴィーガンになるのは、大したことではありませんでした。肉は、私の人生の中で重要なものではなかったからです」「肉がなくて寂しいとは思いませんでした。何かを失うような感覚もありませんでした」と話しています。
「私は動物が大好きです。動物が動物として存在しているのに、そこから何かをつくる意味はないと思います」「動物を放っておいてください。私は乳糖不耐症です。乳製品は肌荒れを起こします。私の肌はとても敏感なのです」と、2018年のTumblrのSNSに投稿しています。
エンターテインメント雑誌「バラエティ」のインタビューの中で、アイリッシュは最初のツアーで体重が減ったと告白。
「私はまったく食べることができませんでした。自分でそうしたかった訳ではありません。特にヨーロッパでは、ほとんど何も食べることができませんでした」
「ありがたいことに、外出先でプラントベースの食事をするのは、今ではずっと簡単になりました。」
「多くの人たちがヴィーガンのための食事を用意してくれるのです」
「今ではヴィーガンの食事ができるところがたくさんあるので、ヴィーガンになるのに本当に良い時期です」
と話しています。
彼女のヴィーガンに対する思いが分かったところで、ツアー中に食べている彼女のお気に入りの料理を4つご紹介します。
1. マック・アンド・チーズ
*マック・アンド・チーズの「マック」は「マカロニ: macaroni)」の意味で、マカロニにチーズソースをかけた料理を言います。
アイリッシュは、定番のシンプル料理が好き。2019年にダラスでツアーしているときは、地元のヴィーガンレストラン・屋台・ベーカリーの「ソウルフード」に料理の注文をしていました。
おいしいストリートタコス、イタリアンのポーボーイサンドイッチ、バターミルクビスケット、そして最も幸せな気持ちになるマカロニとチーズで食事。「おばあちゃんが作ったような味の、グルテンフリーのヴィーガンマック・アンド・チーズです」と、会社のオーナーであるシンシア・ネバルズはInstagramに書いています。