カントリークロック、レンズ豆ミルクを使用した初のヘビーホイップクリームを発売
カントリークロックが植物由来のヘビーホイップクリームを新発売。汎用性&美味しさ満点のクリームをご紹介します。
この新しいヴィーガンヘビーホイップクリームは、ヴィーガンのパン作りや料理にも使うことができます。
乳製品を使わないホイップクリーム、フレーク状のビスケット、スープ、クリーミーなパスタなど、多様な料理に用いることができます。
レンズ豆ミルクを使用した植物由来ホイップクリーム
カントリークロックのプラントクリームは、レンズ豆のミルクとキャノーラやパームなどの植物オイルをブレンドして作られており、注ぎやすいパッケージが使用されています。
今回発売の新商品はアメリカのスーパーマーケットで販売されており、全国的にはKroger、Publixで、地域限定でPrice Chopper、Piggly Wiggly Alabama、Albertsons、Safeway、United Supermarketsなどの小売店で販売されています。
アクシデンタリーヴィーガンのマーガリンブランド
親会社のアップフィールドが所有するカントリークロックは、マーガリン・スプレッドで最もよく知られており、その多くは常にアクシデンタリーヴィーガンでした。
つまり、乳製品成分を含まないにも関わらず、ヴィーガンや植物性のラベルを付けて販売されていませんでした。
アクシデンタリーヴィーガンに関する記事は下記の記事もご参考ください。
2019年、同ブランドは動物由来のバターに代わる環境に優しい代替品として、「プラントバター」ラインを新発売し、初のヴィーガン表示製品の展開を始めました。
プラントバターラインは、オリーブオイル、アーモンドオイル、アボカドオイルの3種類展開です。
ヴィーガン表示を始めたことで、よりヴィーガンやプラントベースの食事に関心のある消費者が購入し易くなりました。
今回新発売するプラントクリームは、同社によるマーガリン以外の新しい製品カテゴリーへの参入であり、プラントラインの最新作となります。
ヴィーガンをはじめとするベジタリアンの方や、乳製品に不耐性のある方にとっても最適なホイップクリームです。
また、プラントクリームが手元にあることで、スイーツ作りだけでなく、残り物のリメイク料理やクリーム系のパスタなどに手軽に活用することができます。
食べて美味しいだけでなく、料理の幅が広がり、作る楽しさも味わうことができます。
シルクも植物由来のヘビーホイップクリームを発売
ヴィーガンミルクやコーヒークリーマーなど、乳製品を使わない代替品を提供するブランドはいくつかあるものの、乳脂肪分の高いヘビーホイップクリームを発売した企業は今までほとんどありませんでした。
そのような中、2020年、植物由来のブランドであるSilk(シルク)は、独自の「乳製品不使用ヘビーホイップクリーム」を全国の小売店の冷蔵コーナーで新発売しました。
シルクのホイップクリームは、ココナッツオイルとひまわりオイル、空豆プロテイン、ひまわりレシチンをブレンドして作られています。
カントリークロックと同様に、シルクのヘビーホイップクリームは、料理やお菓子作りなど多用途に適しています。
まとめ
乳脂肪分の高いホイップクリームの独特なコクや味をヴィーガンで実現するのは難しいと思われていましたが、カントリークロックやシルクが開発を成功させたことで、より一層プラントベース食品の豊かさが広がりました。
日本の食品メーカーでも相次いでプラントベース食品の開発が進められています。
近いうちに日本でも美味しい植物由来のホイップクリームが楽しめるかもしれませんね。
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