キューピーが国内初の代替卵商品を開発!詳細をご紹介
国内発となるベジタリアン卵がついに発売されます。いったいどんな商品?味や食感は?どこで買える?開発企業キューピーのサステイナブル活動とともに気になる情報を深堀りします。
アレルギーなど、さまざまな理由で卵を食べない方でも安心して食べられる、食の多様性に配慮した卵の代替品「ほぼたま」が、キューピーのプラントベースフード第一弾 として、2021年6月30日に発売されます。
商品情報
ほぼたまってどんな食材?
ほぼたまは、大豆をメインとする、植物性原材料を使用して作られた、プラントベーススクランブルエッグ風食品です。
開発に2年、試作139回を費やしたという、キューピー渾身の卵代替食品第1作目です。
独自の技術で、半熟卵のようなふわとろ食感が再現されており、メニューに映える鮮やかな色調は、ほぼスクランブルエッグです。
1袋120g入り、冷凍で1年間保存でき、解凍後そのまま使用可能です。
何で出来ている?
卵を使わずに卵の食感や味わい、とはとっても不思議ですが、どんな材料で出来ているのでしょうか?
原材料をチェックしてみましょう。
【原材料名】
豆乳加工品(国内製造)、植物油脂、食塩、酵母エキスパウダー/トレハロース、加工でん粉、ゲル化剤(アルギン酸ナトリウム)、乳酸カルシウム、クチナシ色素、増粘多糖類、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物、(一部に大豆を含む)
ほぼたまのメリットとデメリット
ほぼたまは、多様化する食のニーズに対応可能な商品で、さまざまな味付けに合うよう、プレーン味になっており、メニューの汎用性があります。
ほぼたまの価格は卵の3倍ほどとの事です。
多様な価値観がある中で、これが高いか安いかは、消費者によって意見が分かれそうですが、少なくとも卵の摂取が出来ない人にとっては価格以上の価値があることは間違いないでしょう。
どこで買える?
現在のところ、ほぼたまは、ホテルやファストフード店、学校給食などに向けた業務用商材としての扱いのみとなっています。
家庭向けの開発についても検討されており、今後の発表が期待されます。
キューピーの一般向け卵不使用商品には、マヨネーズタイプ調味料のエッグケアがあり、こちらはスーパーマーケットなどで購入可能。
キューピー独自技術により、卵なしでも卵の風味とコクが再現されています。
ほぼたまと組み合わせれば、卵不使用のタマゴサラダ風が作れるので、コラボメニューも楽しみですね。
キューピーは今後、卵代替食品を中心に、プラントベースフードのラインナップを拡充し、さまざまな選択肢を提供する取り組みを広げる方針であると発表しています。