世界初 ヴィーガン専用の病院が誕生!? その実態を解説

世界初 ヴィーガン専用の病院が誕生!? その実態を解説

レバノン共和国の首都ベイルートに、世界で初めて、完全ヴィーガン食を提供する「ハイエク病院」が誕生しました。病院の経営者であるジョージ・ハイエクはレバノンのヴィーガン創設者でもあります。「ハイエク病院」の特徴やレバノンの食事事情などについて、みなさんに詳しく解説させていただきます。

ハッピーキヌア編集部
2021年07月05日
世界初 ヴィーガン専用の病院が誕生!? その実態を解説
中東にある「レバノン共和国」の首都ベイルートにある「ハイエク病院」は、2021年3月に世界初のヴィーガン病院になりました。

動物性食品を一切口にしない、完全菜食主義者のヴィーガンの方たちの病院とは? ハイエク病院ではヴィーガンしか診察してくれないの?など、ヴィーガンやベジタリアンの方はもちろん、そうではない方も気になるニュースかと思います。

今回は、ヴィーガン専用のハイエク病院と、日本国内でのヴィーガン対応可能な病院について、その詳細を解説いたします。

 

世界初 完全ヴィーガンの「ハイエク病院」とは

世界初のヴィーガン病院である「ハイエク病院」は、中東のレバノン共和国にあります。

外務省の基礎データによりますと、レバノン共和国は、岐阜県くらいの大きさの国で、人口は約610万人程度(2018年推定データ)、アジア大陸で最小の主権国家です。

この病院は、レバノンのヴィーガン創設者であり、起業家でもある「ジョージ・ハイエク」によって運営されています。

 

ハイエク病院の特徴

「ハイエク病院」は、もともとハイエクの父の病院で、入院中の患者さんには、いわゆる一般的な病院の食事メニューを提供していました。

しかし、父から病院を受け継いだ後、彼は患者さんの健康を考えた結果、2021年3月から病院で提供する食事を100%植物ベースのヴィーガン食に切り替える決断をしたのです。

 

完全ヴィーガン食に切り替えた理由

自身もヴィーガンを実践しているハイエクは、せっかく病気を治すために手術をした患者さんに対して、「入院中の食事に加工された肉などを提供することは、患者さんにタバコを渡すようなもの」くらい不健康な食事であって、病気を治療中の患者さんに提供する食事ではないと考えました。

実際に、米国心臓協会は「心臓の血管の病の主な原因は、肉の摂食や過食での肥満による代謝障害」との見解を示していますし、世界保健機構(WHO)でも「加工肉を消費することは、発がん性につながる」と定義しています。

詳細は、ハピキヌのこちらの記事もご参考になさってください。

ヴィーガンと健康|WHOも認める赤肉摂取とがんリスクの関係について解説

 

そこでハイエクは、病院に栄養の専門家に来てもらい、2021年3月、ハイエク病院は「患者さんへの食事に、完全ヴィーガン食のみを提供する世界初の病院」となりました。

 

病院内のカフェテリアも人気

ハイエク病院には、患者さんだけではなく、一般の方たちも利用できる「100%ヴィーガンメニュー」を提供するカフェテリアがあります。

カフェテリアのメニューは、もちろん全て植物由来のヴィーガン対応ですが、パスタやハンバーガー、ピザなどのメニューも豊富にあります。

ハイエク病院のカフェテリアは現在、食事を目当てに一般の方たちが訪れる、美味しくて人気の食事スポットになっています。

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