【2021年最新】ヨーロッパのヴィーガン・プラントベース市場に関する最新レポート解説

【2021年最新】ヨーロッパのヴィーガン・プラントベース市場に関する最新レポート解説

ヨーロッパにおけるプラントベース市場の拡大は留まることを知りません。この記事では、発表されたレポートをもとに、ヨーロッパのヴィーガン市場を紐解いていきます。

ハッピーキヌア編集部
2021年12月22日
【2021年最新】ヨーロッパのヴィーガン・プラントベース市場に関する最新レポート解説

2022年以降ラインアップ拡充が期待されるプラントベースアイテムは?

2022年以降ラインアップ拡充が期待されるプラントベースアイテムは?
ヨーロッパにおいて「プラントベースミート」はかなり定番となりました

以前はスーパーに行っても「特別な棚」に置かれていたプラントベースソーセージやヴィーガンミートですが、今や「当たり前」に並んでいるとまで言われています。

 

そんな中で、これからもっとバリエーションが増えることが期待されているアイテムをご紹介します。

 

プラントベースの植物性チーズ

この2年間で31%増、62%増と前年度よりもじわじわと拡大しているプラントベースチーズ市場。現時点ではヨーロッパにおけるヴィーガンチーズ市場は60億ユーロと言われています。

すでに急成長しているヴィーガンチーズですが、今後ますますのラインアップ拡充が期待されています。

 

それもそのはず、現時点で発売されているチーズの種類はというと…

  • ヴィーガン スライスチーズ
  • ヴィーガン クリームチーズ
  • ヴィーガン グレーティッドチーズ(既におろしてあるピザ用チーズのようなタイプ)

どれもハンバーガーやピザなどに使うような「料理用チーズ」が多いのが現状です。

 

種類も限られているうえ、美味しさ・値段・買いやすさを比較したときに合格点を出せるアイテムが少ないというのが正直なところ。

これからますます研究が進み、ワインとともに楽しめるような本格ヴィーガンチーズが生まれてくることが期待されています。

 

プラントベースのフィッシュ(代替魚)

代替肉の開発は話題になることが多いですが、代替魚となるとあまり聞いたことがありません。

まだ始まったばかりの市場とはいえ、ドイツでは2018年から149%増、2019年からは190%増と急成長をみせており、65万ユーロの規模へと膨らんできました。

 

代替魚のメインターゲットは「フィッシュフィンガー」や「フィッシュバーガー」に代表されるような、白身魚のフライです。

代替肉と比べると出遅れている開発ですが、これから先種類が豊富になっていくことで、ますます競争が加速するのではと期待されています。

 

ヨーロッパのプラントベース市場は2025年までに倍になる!?

ヨーロッパのプラントベース市場は2025年までに倍になる!?ヨーロッパの銀行であるINGが出したレポートによると、2025年までにプラントベース市場は75億ユーロレベルまで、ほぼ倍増していくのではないかと想定されています。

このレポートによると、イギリスは引き続き主要プラントベース国として引っ張りつづけ、追ってドイツやフランスが急成長していくとあります。

 

フレキシタリアンにも広まるプラントベース食材

ヨーロッパにおけるプラントベース市場の急成長は、最初は「ベジタリアン」「ヴィーガン」と呼ばれる人たちから始まりました。

それだけでは市場規模は限定的ですが、時代は流れ、今では「フレキシタリアン」と呼ばれるその時々によって選択肢を変えるという柔軟な方々にも受け入れられたことが大きいです。

完全に肉を取らないワケではないけれど、週に何回かプラントベース食材を取り入れてみようかなという人が増えているということです。

 

若者盛大がぐっと押し上げるプラントベース市場

若者盛大がぐっと押し上げるプラントベース市場さらには、若い世代が急速にプラントベースの波に乗っています。若者世代はどんどん新しい商品に挑戦したがるという点もあり、大きなブームのけん引役となってくれています。

また、オランダで行われた調査によると、若い世代の方が「代替肉」や「植物性チーズ・ミルク」などへと切り替えることへの心のハードルが低いと判明しました。

 

以前は「菜食主義の人のため」というイメージの強かった「プラントベース食材」ですが、若者世代の追い上げもあり、お肉を食べる人にとっても選択肢の一つに切り替わりつつあります。

参考文献:PowerPoint-presentatie (ing.com)

 

まとめ:イギリスやドイツの若者がどんどん加速させているプラントベース市場

まとめ:イギリスやドイツの若者がどんどん加速させているプラントベース市場プラントベースのブームは、多くがヨーロッパからやってきているといっても過言ではありません。

その中でも安定したトップを貫いているイギリスと、急成長しているドイツのプラントベース市場は目が離せません。

以前は「ベジタリアン・ヴィーガンの人のための特別な食材」として、スーパーに並んでいたプラントベースアイテムが、今では「どんな人でも手に取る食材」として当たり前になっています。

 

新型コロナウィルスの猛威を受けたヨーロッパでは、自分の健康管理に目を向ける人が増えました。

また、若者世代によるサステナブル意識の高さも手伝って、プラントベース市場はさらに拡張していくことが予想されています。

これからも、どのような商品が開発されるのか、そしてどうやって人々の食卓が変わっていくのかが楽しみです。

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