フェアトレードとは?フェアトレードが解決する問題を解説

最近話題のフェアトレード。3つの認証の違いや、フェアトレードに取り組む企業をご紹介します。

2015年のパリ協定にて「SDGs」が採択されて以降、持続可能な社会への関心が大きく高まっています。

 

公正な貿易により開発途上国を支援する「フェアトレード」もまた、持続可能な社会のために不可欠な取り組みの1つです。

とはいえ、フェアトレードはよく聞くけど、実際どのような取り組みなのか、あまりよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、フェアトレードについてや、フェアトレードが解決する問題について詳しく解説していきます。

 

フェアトレードとは何か?

フェアトレードとは、開発途上国によって作られる製品や原料を適切な価格で取引することにより、経済的な支援をする運動のことです。

フェアトレードは直訳して「公平な貿易」を意味し、開発途上国とのフェアな貿易をすることを意味しています。

 

一般的な経済支援・資金援助では継続性に大きな課題が存在していました。

水や食、医療などのインフラを整える資金援助は、一旦支援が途絶えてしまえばそれまでであり、自立した経済への貢献度は低かったのです。

 

一方のフェアトレードは、公正な貿易により産業が成長し、自立的な国への支援になります。

そのためフェアトレードは、開発途上国の貧困課題の根本的な解決としても期待されているのです。

 

フェアトレードでは以下のような製品を適正な価格で取引しています。

  • コーヒー
  • 紅茶
  • カカオ
  • スパイス・ハーブ
  • 果物
  • 加工果物
  • ワイン
  • オイルシード・油脂果物
  • 切花
  • コットン製品

 

フェアトレードの基準

フェアトレードが正しく行われているかの基準は大きく分けて以下の3つです。

  • 経済
  • 社会
  • 環境

 

経済

「経済」では、生産者が適切な賃金を受け取り、きちんと生活できているかがポイントです。

そのためにまず最低価格の保証をすることからスタートします。

また、長期的な契約による将来の利益の保証や、必要な場合は前払いも容認するというのも経済的な支援の一部です。

 

社会

「社会」では、生産者を取り囲む社会全体が倫理的に、適切に機能できているかを基準としています。

具体的には事故の可能性が低い安全な労働環境の提供や、民主的運営、差別禁止などです。

安心で安全な労働環境になっているかどうかが基準となります。

 

さらに、子どもの権利が保護されていることは欠かせないポイントです。

フェアトレードは、子どもの強制労働によって作られた製品を断固として認めません。

 

環境

「環境」にも配慮していることも重要です。

フェアトレードでは徹底した管理により、生分解性が低く環境に流れこみやすい農薬や薬品は制限し、土壌を守っています。

さらに、積極的に有機栽培に取り組み、土壌・水源・生物多様性の保全へ努力することもフェアトレードに含まれています。

 

フェアトレード認証

フェアトレード製品であるかを見分けるためには、以下のラベルが表示されているかを確認しましょう。

  • 国際フェアトレード認証ラベル
  • フェアトレード団体マーク
  • 独自認証

 

国際フェアトレード認証ラベル(Fairtrade International)

国際フェアトレード認証ラベル
国際フェアトレード認証ラベル

「国際フェアトレード認証ラベル」は、ドイツに本部を置く、国際フェアトレードラベル機構が商品に対して認証するラベルです。

国際フェアトレード基準が貼られている商品は、その商品が厳しいフェアトレードの基準をクリアしていることを示しています。

商品にマークがあるため、一目でフェアトレード商品とわかりやすいのが特徴です。

 

フェアトレード団体(FTO)マーク

WFTO(世界フェアトレード機関 :World Fair Trade Organization)
フェアトレード団体マーク

フェアトレード基準をクリアしている団体に与えられるのが、「フェアトレード団体(FTO)マーク」です。

企業の事業活動全体がフェアトレードに準拠している必要がある、大変厳しいマークになっています。

フェアトレード団体マークは、すべての商品がフェアトレード商品でなければ受ることができません。

 

独自認証

独自認証は、企業や団体が独自に設定しているフェアトレード認証です。

明確な基準や規則やペナルティを経ていないので、完全なフェアトレードと断定できるものではありません。

ただし、現地の生産者と直接取引をしているなど一定の信頼性はあります。

独自の認証は日本の企業に多く見られる認証です。

 

フェアトレードに取り組んでいる企業

最後に、具体的にどのようにフェアトレードに取り組んでいるのか、企業を通じてご紹介していきます。

今回紹介するフェアトレードに取り組んでいる企業は以下の通りです。

  • スターバックス
  • プーマ(PUMA)
  • ベン&ジェリーズ(アメリカのアイスクリームの会社)

 

スターバックス


世界中で愛されるスターバックスコーヒーですが、その原材料であるコーヒー豆はフェアトレードによって購入されたものです

コーヒー豆を適切な価格で購入し、生産者には十分な賃金が支払われています。

また、スターバックスは自社のコーヒー農園を保有しており、以下の点でフェアトレードに取り組みやすくしています。

  • 市場の安定
  • 労働環境

 

自社コーヒー農園を保有していることによって、コーヒー豆の値段が市場の影響を受けなくなり、安定した提供ができるようになりました。

報酬も一定なので、生産者の経済も安定するという利点もあります。

 

さらに、自社農園なので労働環境の改善も管理しやすくなります。

また、コーヒー豆製造業者への低金利融資や資金の融通など経済的なサポートがしやすいのも利点です。

 

プーマ(PUMA)

 

 

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世界的なスポーツメーカーである「プーマ(PUMA)」もフェアトレードに取り組んでいる企業です。

プーマはサッカーで有名なブランドですが、2008年より南アフリカを支援するサッカーボール「フェアトレードボール」を継続的に製造しています。

プーマの製造工場では、厳格な監視により人権の尊重や、児童労働の禁止、最低賃金の支払いなどを厳守してきました。

また、プーマが販売する衣類に使われる綿は、サステナブルな綿のみ認証される「ベター・コットン・イニシアチブ(BCI)」を100%使用しています。

 

ベン&ジェリーズ

 

 

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アメリカで創業したアイスクリームメーカー「ベン&ジェリーズ(BEN & JERRY’S)」も公正な貿易を目指しています。

自然派アイスクリームメーカーと呼ばれる「ベン&ジェリーズ」では、ほぼすべての素材がフェアトレード認証を受けたものです。

アイスクリームの原料となる砂糖、ココア、コーヒー、バニラにいたるまですべて適切な金額で購入しています。

ベンアンドジェリーズの理念は「共存共栄」であり、フェアトレードもその理念に一致した取り組みです。

 

まとめ

フェアトレードとは、開発途上国によって作られる製品や原料を、適切な価格で取引することにより運動のことです。

適切な価格での取引によって経済の活性を促し、労働環境の改善を目標としています。

フェアトレードによって製造された商品を選ぶためには、「フェアトレード認証」を受けているものを選びましょう。

 
記事をお読みいただき、ありがとうございました。
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