未来のために、環境活動家として世界を巻き込み奮闘するグレタ・トゥーンベリを徹底解説
スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん。完全菜食主義のヴィーガンでもある彼女の生い立ちや、気になるエピソードなどを、ご紹介します。
大気中の温室効果ガスがもたらす急激な気候変動によって、このまま地球温暖化が進めば、生活環境は悪化し、持続可能な未来は望めません。
持続可能な未来の地球のために、私たちができることとは?
未来の世代へと受け継がれる地球環境を守るため、情熱的に活動を続けるスウェーデンの若き環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんを、ご紹介します。
若き環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんとは
環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんは、2003年1月3日、スウェーデンの首都、ストックホルムで生まれました。
彼女の父は、元俳優のスヴァンテ・トゥーンベリ、母は、有名なオペラ歌手のマレーナ・エルンマンで、グレタさんの2歳下の妹のベアタさんは、スウェーデンの歌手として活躍されています。
グレタさんは、11歳の時「海洋プラスチックゴミのドキュメンタリー」映像を見たことがきっかけで、気候変動を知ることになりました。
それからというもの、地球の未来に不安を抱いてしまい、摂食障害で何度も入院することになってしまいました。
その後、生活習慣を変え、自然環境保護のために自らヴィーガンになった彼女は、15歳の時、ストックホルムの国会議事堂の前に一人で座り込み「気候のための学校ストライキ」を始めたのです。
現在、20歳になった彼女は、環境保護活動家のリーダーとして世界中で活躍しています。
ヴィーガンになったきっかけとは
卵や乳製品ハチミツなどを含む、動物由来の食品を一切摂取しない食事をする方たちを「ヴィーガン」とよびます。
グレタさんは、12歳の時、地球環境を守るために、自ら肉を食べるのをやめました。
食肉(特に牛)を育てるためには、大量の水やエサなどの資源が必要ですし、たくさんの温室効果ガスが排出されるため、自然環境に悪いと考えたからです。
その後、グレタさんの両親も、彼女の説得や信念に影響を受け、2016年からヴィーガンの食生活に切り替えたようです。