ガムの原材料に動物性成分?ガムベースの原料について徹底解説&ヴィーガン対応商品の見分け方
ガムに含まれている原材料に、動物性の成分が一定数入っている?ヴィーガン対応ガムの見分け方、市販のガムがなぜヴィーガン対応でないのかを徹底解説いたします。
目次
動物性成分が含まれていないガムを選ぶには?
それでは、動物性成分が含まれていないガムはどうやって選べばよいのでしょうか?
結論から言うと、ガムに動物性成分が含まれていないか上記のポイントを抑えた上で、原材料をチェックして選ぶということになります。
ガムに含まれている動物性成分の種類はそれほど多くないため、簡単な項目をチェックすることで回避可能です。
原材料は実際の製品の後ろにあるものを読んでもいいですし、商品名をネットで調べて見ることもできます。
ガムの動物性成分を避けるために、具体的に以下のポイントをチェックしましょう。
- ゼラチンが含まれていないかをチェック
- 甘味料をチェック
- 着色料をチェック
ゼラチンが含まれていないかをチェックする
まずは、ゼラチンが使用されていないことを、原材料表をチェックして確かめましょう。
ゼラチンはほとんどの場合動物性成分ですので、原材料に含まれていたら避けましょう。
傾向としてゼラチンは、清涼感のあるガムよりも、フルーツ味などのお菓子系のガムに多く含まれています。お菓子系のガムは、ジューシーさを増して味を向上するために使うためです。
よって、ガムに含まれているゼラチンを避けたい場合はミントやメントール、シトラスといった味を選ぶと見つけやすいかと思います。
甘味料をチェックする
次に、甘味料にグリセリンが含まれているかどうかをチェックしましょう。
前述の通りグリセリンには動物脂肪から作られるものがあるため、ヴィーガン非対応です。
「甘味料()」という項目の()の中に書かれていますのでそこにグリセリンがないかをチェックします。
なお、甘味料に関しては、こちらの記事が王道でよくわかります。
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着色料をチェックする
最後に、着色料に「コチニール色素」「ラッカイン酸」が含まれていないかをチェックします。どちらも虫から作られているため、ヴィーガン非対応です。
ガムの原材料には着色料という項目があるので「着色料()」にコチニール色素やラッカイン酸が含まれていないかを見ましょう。
また、どちらも赤い色素ですのでガムの色を見て、全体が赤みがかかっている場合は、原材料を見なくても判断できるかもしれません。
動物性成分が含まれている可能性の高いお菓子
ここからは、ガム以外にも、動物性成分が入っている可能性が高いお菓子を紹介していきます。
グミ
グミは多くの場合、動物性成分のゼラチンが含まれている製品であるため避けたほうが無難です。また、鮮やかに着色されているものが多いため、カーマインやラッカイン酸が使われている可能性も高いです。
ヴィーガンの方でグミを食べたい場合、植物由来成分「ペクチン」からできたペクチングミを選択しましょう。
ペクチングミは通常のグミと多少食感が異なりますが、グミのような味わいを楽しむことができる良い代替品です。
ハッピーキヌアではヴィーガン対応グミを扱っています。
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チョコレート
チョコレートもまた、動物性脂肪が含まれていることが多いため、ヴィーガンの方は避けたほうがいい食品です。
ヴィーガンの方でチョコレートを食べたい場合、動物性成分を使用していないチョコレート「ヴィーガンチョコレート」を探すとよいでしょう。
ヴィーガンチョコは、「カカオ」「カカオバター」を主原料としており、乳製品や砂糖を使用していないため、ヴィーガンの方でも安心して召し上がれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
記事の内容をおさらいすると、ガムについては、食感の元となる「ガムベース」に動物性成分は含まれていませんが、「添加物」に動物性成分が含まれることがあります。
幸いにも、ガムに含まれている動物性成分の種類はそれほど多くないため、簡単な基準をもって原材料表示を見れば見分けることが可能です。
ハッピーキヌアではヴィーガン対応のお菓子を数多く取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。(販売されてるすべての商品がヴィーガン対応です)
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