ガムの原材料に動物性成分?ガムベースの原料について徹底解説&ヴィーガン対応商品の見分け方

ガムの原材料に動物性成分?ガムベースの原料について徹底解説&ヴィーガン対応商品の見分け方

ガムに含まれている原材料に、動物性の成分が一定数入っている?ヴィーガン対応ガムの見分け方、市販のガムがなぜヴィーガン対応でないのかを徹底解説いたします。

ハッピーキヌア編集部
2021年09月18日
ガムの原材料に動物性成分?ガムベースの原料について徹底解説&ヴィーガン対応商品の見分け方
ガムは世界中で愛される嗜好品です。口が寂しいときや、虫歯予防のためにガムを噛んでいる人も多いことでしょう。

しかし、意外とも思われるかもしれませんが、ガムには動物性成分を原料としている場合があります。

 

この記事では、ガムに含まれている動物性成分とその見分け方を解説しています。

 

ガムの主な素材は植物性樹脂・合成樹脂

まず、ガムは、植物性樹脂もしくは合成樹脂から作られています。

植物性樹脂はコストがかかるため、現在コストの問題から多くのガムが合成樹脂であり、主に「ポリ酢酸ビニル」を原材料としています。

 

ポリ酢酸ビニルは、アセチレンという分子に酢酸を付加して作られる合成樹脂で、接着剤やビニールにも作われることがある素材でもあります。

 

そしてそのポリ酢酸ビニルに炭酸カルシウムを加え、堅さをつけたものを「ガムベース」と呼びます。

ガムベース自体は、動物性成分を含まないためヴィーガンの方が食しても問題はありません。

 

添加物に動物性成分が含まれていることがある

ガムベースに動物性成分は含まれていませんが、ガムの「添加物」に動物性成分が含まれていることがあるのです。

ガムの食感のみの特徴を持つガムベースに、甘さをつける「甘味料」や、また食感を変化させるための様々な成分を添加しますが、その中に動物由来の成分が入っていることがあるというわけです。

 

ガムに含まれている可能性がある動物性成分は以下の通りです。

  • ゼラチン
  • カーマイン・ラッカイン酸
  • グリセリン
  • ステアリン酸
  • レシチン

 

ゼラチンは、有名かもしれませんが、動物の豚や牛のひづめや関節、骨や皮から生成されます。

ゼラチンを使用することによってガムの歯ごたえを生み出していますが、ゼラチンが含まれている場合ヴィーガン非対応となります。

 

カーマインは、コチニールカイガラムシという虫由来の成分ですので、こちらもヴィーガン非対応。同様にラッカイン酸はラックカイガラムシという虫から作られているためヴィーガンの方は避けましょう。

カーマインもラッカイン酸も赤の色素ですので、全体が赤っぽい色のガムがあれば含まれている可能性が高くなります。

他の色素であれば、植物性のものが基本であるため、気にしなくても大丈夫です。

 

グリセリンは、動物の脂肪を加水分解した無色透明な液体であり、甘味料として利用されます。

ガムのおいしい甘みをのために添加されますが、甘さに加えて保水性も高いことからガムを滑らかにしますが、時に動物由来の場合があります。

グリセリンは基本的に植物由来なので入っていても大丈夫なことが多いものとなりますが、グリセリンが動物由来か植物由来かを確認することは困難です。

厳密に判断したい方は避けたほうがよいでしょう。

 

ステアリン酸は、牛の脂肪を由来とする動物性のワックス。

脂肪酸によって保水効果によってガムを滑らかな食感にしたり、粘度を安定させるという役割を持ちます。

牛の脂肪を由来とするためヴィーガン非対応です。ただし、ステアリン酸が含まれているガムはあまり多くないため、そこまで気にしなくてもいいかもしれません。

 

レシチンは、大豆もしくは卵黄から作られる乳化剤です。

レシチンには水と油を混ぜ合わせる働きがあるので、添加することによってガムがジューシーになります。

大豆由来のものはヴィーガン対応ですが、卵黄から作られるものはヴィーガン非対応です。

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