JUST Egg(ジャストエッグ)が目標金額30億ドルでのIPOを予定!注目情報をお届け
急成長中のヴィーガン卵「JUST Egg(ジャストエッグ)」。スタートアップ企業「Eat Just(イートジャスト)」は、30億ドル(3,000億円)もの新規株式公開が間近とされています。
「Eat Just(イートジャスト)」は新規株式公開(IPO)を検討中!
2021年6月、イートジャストのCEOであるジョシュテトリックは、「新規株式上場公開する意向」を明らかにしました。
具体的には、「2021年末までの売り上げが、目標に達成したら」とのこと。
ですが、現在のイートジャストの好調具合からIPOは確実視されています。
今期既に卵1億個分のジャストエッグを販売したイートジャストの業績は極めて良好であり、このペースでいけば目標を達成するためです。
元々、ジャストエッグは2020年のパンデミックの影響で景気後退が予測されていたため、IPOには消極的でした。
しかし、そんな2020年でも売上は伸び、2021年も好調であることから、需要を確信しIPOに踏み切るようです。
なお、IPOは早くて2022年の初頭と見られており、多くの投資家やヴィーガンの方の注目を集めています。
時価総額30億ドルになると予想される
もし新規株式上場すれば、30億ドル(3,000億円)もの時価総額になると予想されています。実現すれば超大型のIPOとなることでしょう。
なぜここまでの金額が予想されているかというと、開発の遅れている「ヴィーガン卵」を牽引し、巨大な市場を作る可能性を秘めているからです。
ヴィーガン卵は植物ベースの中でも市場規模が小さく、最も開発の遅れている植物ベースタンパク質でした。
これまでのヴィーガン卵は、味や安全性といった食べ物としての質の部分で難しさがあったためです。
しかし、十分な味と質を持つと認定されたジャストエッグはこれらの問題を解決し、ヴィーガン卵の巨大産業へとって変わることを期待されています。
新規株式上場で得た潤沢な資金により今後のジャストエッグの生産量を増加させる計画があります。
さらに、テトリック氏は、今後コストを下げるためによりタンパク質の抽出量を上げる方法を研究しているとのことです。
まとめ
ヴィーガン卵「JUST Egg(ジャストエッグ)」を主力とするスタートアップ「Eat Just(イートジャスト)」は2021年6月に新規株式公開(IPO)を検討していることを示唆しました。
実際に決定するのは2021年度の売上が出てからですが、現状の売り上げからほぼ確実と見られています。
もしこのIPOが実現したら30億ドル(3,000億円)以上の調達額となる予定で、ヴィーガン卵市場を大きく牽引することが期待されています。
ジャストエッグの売り上げが拡大すれば、日本のヴィーガンの方にもお求めやすい価格で上陸する可能性があります。続報を待ちたいところです。
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