蜂に頼らないハチミツとは!?100%ヴィーガンのハチミツを作るMeliBio社
この記事では、アメリカのスタートアップ企業であるMeliBio(メリビオ)社が次世代ハチミツの開発に取り組む理由や、「蜂に頼らないハチミツ」についてご紹介します。この商品が一般化されれば、より一層ヴィーガン料理の幅が広がるかもしれません。
ただし、ハチミツを作るにはハチに頼る必要があり、ヴィーガンなライフスタイルを取り入れている人は避けるアイテムです。
そんな中で朗報が入ってきました!アメリカのスタートアップ企業であるMeliBio(メリビオ)社が、ハチに頼らない100%ヴィーガンハチミツの開発を着々と進めているというのです。
この記事では、メリビオ社が次世代ハチミツの開発に取り組む理由や、気になる「蜂に頼らないハチミツ」についてご紹介します。
この商品が一般化されれば、ヴィーガン食を作るときの調味料のラインアップが増えることになりますね。
ヴィーガンな人がハチミツを避ける理由
ヴィーガン食を意識している人が肉や魚を控えることは有名ですが、実はハチミツも避ける対象になっていることをご存じでしょうか。
ハチミツはあくまでも蜜であって、蜂そのものを食べているわけではないから、なんで?と思う方もいらっしゃうるかもしれません。
理由:ハチミツはハチのためのエサだから
蜂はせっせと花畑を飛び回って、花粉を集めながら、ハチミツを作っています。
その理由は、決して人間にハチミツとして甘いシロップを提供するためではありません。
働き蜂が頑張って集めている理由は、もちろん自分たちの食べ物として集めているのです。
それを横取りするというのは、蜂に対して失礼ではないでしょうか。
理由:ハチミツ採取時に蜂を殺してしまうから
ハチミツを採取する際には、蜂の巣箱となる採取箱から溜まった蜜を回収する必要があります。
その際に、どのように気を付けたとしても何匹かの蜂が、押しつぶされてしまうなどして死んでしまいます。
一つでも多くの命を守ることを大切にするヴィーガンな考え方からすると、これは許されません。
理由:ハチが減ることはサステナブルでないから
さらに、蜂の役割を考えてみましょう。蜂がハチミツを作るのは、単純に自分たちの食糧を集めるだけではありません。
蜂が花と花を飛び回ることで、受粉が進み、花が咲きます。植物の成長に対して重要な役割を持っている蜂。
そんな蜂を痛めつけ、そして減らしてしまうことは、花や作物などの植物が滞ることになり、環境問題に繋がります。
ハチミツは避けようかな…と感じた方は、ぜひこちらの記事でご紹介している「ハチミツの代替品」をチェックしてみてください。