プラントベース子育を決意、世界的女優ナタリー・ポートマンのヴィーガニズムとは

プラントベース子育を決意、世界的女優ナタリー・ポートマンのヴィーガニズムとは

ヴィーガンであり、熱心な動物の権利の擁護者である、オスカー女優、ナタリー・ポートマンはヴィーガンの食生活だけではなく、ヴィーガンライフスタイルをも実践しています。

ハッピーキヌア編集部
2023年09月16日
プラントベース子育を決意、世界的女優ナタリー・ポートマンのヴィーガニズムとは
ヴィーガンであり、熱心な動物の権利の擁護者である、オスカー女優、ナタリー・ポートマンはベジタリアン、ヴィーガン食で子供たちを育てています。

ナタリーは、ヴィーガン食事は彼女の家族の心身の健康にとって、正しい選択だと信じています。

9歳の時からベジタリアン食を実践し、熱心な動物の権利の擁護者、そして環境保護活動家であるナタリー・ポートマンが信じるヴィーガニズムとは何なのでしょうか。

ナタリー・ポートマンがヴィーガンとなったきっかけ

出典元:marvel.com

ナタリーは8歳の時に、父親と一緒に参加した、医学会での鶏のレーザー手術の実演を目撃したことをきっかけに、一年後の9歳の時にベジタリアンになりました。

ナタリーは、小さい時から、動物ととても深いつながりを感じており、食のために動物を殺していることに気づくとすぐに、行動を起こさなければならないと感じたインタビューで語っています。

彼女は9歳でベジタリアンになりましたが、後にジョナサン・サフラン・フォアの2009年の著書「Eating Animals」を読み、2011年にヴィーガンに転向しました。

Eating Animalsとは

ジョナサン・サフラン・フォアの3冊目の本、Eating Animals(邦題:イーティング・アニマルーアメリカ工場式畜産の難題)は、多くの人が、ヴィーガンになるきっかけとなる本として、欧米で称賛されいます。

この本は、主に工業的農業の残虐性に焦点を当てていますが、動物製品の生産と消費に伴う環境と健康のコストも考慮し、工業化された世界で動物を食べることが、何を意味するのかについての議論が展開されています。

ナタリーは、ハーバード大学の学生だった2002年に、読書会でジョナサンと出会って以来の友人です。

彼女はこの本を読み終えた後、ジョナサンに電話して、これはドキュメンタリーとして使えるかもしれないと伝え、2018年にドキュメンタリー映画として公開されました。

ナタリーは、ナレーターとして参加しています。

ナタリーの家族とヴィーガン食生活

ナタリーには、バレエダンサーの夫ベンジャミン・ミルピエとの間に、12歳のアレフと6歳のアマリア二人の子供がいます。

ベジタリアン、ヴィーガン食で子供たちを育てることについて、彼女はアメリカの雑誌、USウィークリーに次のように語っています。

私たちは家族は主にヴィーガンやベジタリアンの食べ物を食べており、子供達は小さい頃から食べているので、子どもたちにはそれが普通のことです。

しかし、ナタリーの夫はヴィーガンではありません。

そのため子供たちは、時々、なぜ違う食べ物を食べているのかと疑問に思うことがあるそうです。

その時には、きちんとお互いの価値観を話し合い、お互いの価値観を尊重し合うそうです。

同様に、ナタリーは夫にヴィーガンになるよう説得しようとはしていません。

自分の主義を押しつけはせず、何を食べるかは誰もが自分自身で決めるべき、とインタビューで述べています

ナタリーのヴィーガニスムとは

私のヴィーガニズムは、動物福祉と並んで、環境保護のための選択である部分が大きいと語っているナタリー。

家庭内でも、可能な限り環境に優しい生活を送っています。

移動手段も、電気自動車のカーシェアアプリを利用したり、プライベートジェットを始め飛行機はできるだけ使用せず、電車で行ける場所を選択しています。

他にも読書好きなナタリーは、本を購入するのではなく、図書館から借りるなど、小さいことからできる、サステイナブルなライフスタイルを、家族全員で実行しています。

環境保護のための選択

出典元:we.org

環境に優しいナタリーのライフスタイルは、植物性食品を食べるだけでなく、普段着る物もサステイナブルです。

動物由来の生地やテキスタイルを避け、ヴィンテージの洋服のみを購入。

アクセサリーやかばんなども、壊れたら新しいものを買うのではなく、直して長く使うことを心かけています。

自分の価値観を他人に押し付けようとはしないナタリーは、自分の体にも忠実です。

第一子を妊娠中はベジタリアンの食生活をしていたそう。その理由は卵や乳製品が食べたいという、体が求めるものを聞くようにしたから。

そして、日本に来日した時に訪れたお寿司屋さんでは、あまりに美味しくて食べてしまったと告白しています。

彼女のヴィーガニズムは、動物福祉と並んで、環境保護のための選択。

それは、環境に優しい選択を前提に、何を食べ、何を着るかは、自分の体が必要としている物に耳を傾け決めることを心がけることではないのでしょうか。

まとめ

小さい時から、ベジタリアン、動物の権利の擁護者、そして環境保護活動に関心を持っていたナタリー・ポートマン。

そんなナタリーがヴィーガンとなるのは自然なことでした。

決して他人に自分の価値観を押し付けず、自身の信じて行う活動、そして、サステイナブルなライフスタイルを通して、彼女のヴィーガニズムを示してくれるナタリー・ポートマンです。

参考記事

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