「ヴィーガニズムをもっとセクシーに」、女優パメラ・アンダーソンを徹底解説
自伝の出版やドキュメンタリーの配信など今年大活躍のパメラ・アンダーソンさんは現在55歳。彼女が長年携わるヴィーガンの推進活動にも注目です!
以前から動物福祉やヴィーガンレストランをオープンするなどの活動を行っていることでも知られています。
その彼女が提案する「ヴィーガニズムをもっとセクシーに」とは?
ヴィーガンの新たな一面を開拓するパメラ・アンダーソンの魅力に迫ります。
パメラ・アンダーソンを簡単にご紹介
パメラ・アンダーソンはカナダに生まれ、現在は女優としてアメリカで活躍しています。
成人向けの娯楽誌「プレイボーイ」誌にモデルを務めたことや、テレビドラマシリーズ「ベイウォッチ」に出演した(1992-1997)ことで知られるようになりました。
特にこのテレビドラマシリーズでの活躍により世界に認知されるようになり、セックスシンボルとしての地位を確立しました。
その後も映画やテレビドラマ、ミュージックビデオなどに出演しています。
また、今年は自伝「Love, Pamela(原題)」が刊行されたほか、Netflixのドキュメンタリー「パメラ・アンダーソン、ラブストーリー」が公開されたこともあり、その活躍が注目されています。
55歳になった現在はノーメイクでそばかすを見せることも。
そのありのままの姿が美しくすばらしいとの評判も高く、その生き方も関心を集めています。
パメラ・アンダーソンはヴィーガン?
パメラ・アンダーソンは、20代半ば頃から時々ヴィーガンだといわれています。
ですが、食生活においては完全にヴィーガンを実践している訳ではなく、無理のない範囲でヴィーガンに近いプラントベース中心の食生活を取り入れているようです。
一方で、動物福祉のキャンペーンを行うなどの活動を積極的に行ってきました。
彼女は、アメリカの動物権利運動団体「PETA」の広告に長年携わっています。
また、SNSではヴィーガニズムのメリットについて触れており、PETAで入手できるヴィーガンスターターキットを勧めています。
バレンタインのキャンペーンでは「ヴィーガンはより良い恋人」というキャッチフレーズを使って広告を出したことも。
その理由には、国連の研究内容を引用して畜産が生き物の生息地を奪い、多様性が失われる危険があると環境問題を訴える意味がありました。
パメラ・アンダーソンのセクシーなヴィーガニズム活動
セックスシンボル・女優・モデルとして活躍してきたパメラ・アンダーソンですが、動物福祉を目的にした活動にも目を見張るものがあります。
これまでに行ってきた活動を見ていきましょう。
- 26年前:ヌードになって雪の中でポーズをとり、「毛皮を肩にかけて」というスローガンを掲げました。これはタイムズスクエアに展示された最初のPETAの広告です。
- ビキニを着た状態で、牛肉や豚肉の部位と同じように自分の体を切り分けてポスターを撮影しています。「すべての動物は同じ部位を持っています」「思いやりを持って。ヴィーガンになろう」というPETAの広告に出ています。
- ファッションブランド「プラダ」を手掛けるミウッチャ・プラダに、コレクションの中で毛皮を使うのをやめるようにトークショーの中で頼んだというエピソードがあります。
実際に、この願いは1年以内に実現しました。
- 2019年:ヴィーガンシャンパン「Amourfou」(フランス語でクレイジーな愛という意味)をブランドとして発売する準備を開始。
その理由として、「ヴィーガニズムをもっとセクシーにしようとしているだけ」と述べています。
- 2022年:PETAのバレンタインデーキャンペーンの中で、ニューヨークのタイムズスクエアの看板に登場。
「ヴィーガンはより良い恋人」というキャッチフレーズが使われました。彼女の広告がプリントされた箱に入ったヴィーガンチョコレートも販売され、収益はすべてPETAに寄付されました。
彼女のこうした活動はときに物議を醸してきました。
それでも、動物福祉に貢献してきた彼女の活動に注目が集まっているのは事実です。
彼女のセックスシンボルとしてのアイコンが、ヴィーガンのイメージを変えることもあるでしょう。
バレンタインデーのキャンペーンで彼女は、「ヴィーガンに大きな心を持つことは、世界で最もセクシーなことだと思います。」「セクシーとは思いやりです。」と述べています。
動物への思いやりが、ヴィーガニズムをもっとセクシーにする、そんなメッセージが込められているのかもしれません。
ヴィーガニズムはセクシーになる
女優パメラ・アンダーソンの動物福祉の活動を中心にご紹介しました。
彼女自身は完全なヴィーガンではありません。
それでも積極的な行動により、ヴィーガンの意義やメリットを伝えています。
PETAを通じた広告は波紋を呼ぶこともありました。
それにも関わらず彼女は「ヴィーガニズムをもっとセクシーにしたい」という思いを持っていることは真実です。
彼女の活動によりヴィーガンがどのように変化していくのか楽しみですね。
まとめ
この記事を読んでくださっている方の中にも、「ヴィーガニズムを実践してみたけど上手くいかなかった」「完全菜食のライフスタイルが体に合わなかった」など、さまざまな理由で理想的なヴィーガニズムを実践できない方もいると思います。
私たちが少しも環境を汚染せずに生きていくことが難しいように、完全なヴィーガニズムを実践することは非常に困難です。
だからこそ、パメラ・アンダーソンのように自身の哲学を持って、実践自分自身が無理のない範囲で、自分のために、動物のために、社会のためにできることを実践していくことが、セクシーなヴィーガニズムを楽しんで生きていくコツになるのかもしれません。
ぜひ、彼女のライフスタイルから、ヴィーガニズムを実践する上で役立つヒントを見つけてみてくださいね。
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