ダイエットにも効果あり?!プラントベースって何?
話題のプラントベースダイエット!そもそもプラントベースとは何なのか、そのメリット・困難なポイント、そして改善ポイントをご紹介します。
最近「プラントベースダイエット」というものを、よく耳にするようになりました。
しかし、プラントベースとは何?ヴィーガンとはなにか違うの?と思われる方も、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プラントベースダイエットのメリット・困難なポイントをご紹介します。
目次
プラントベースとは?
「プラントベース」とは、直訳すると「植物中心」となります。
つまり「プラントベースダイエット」は、「健康のために、植物由来の食べ物を中心にした食事法」です。
特に厳格な定義はなく、
①健康を目的としている
②動物性タンパク質はなるべく減らし、植物性食品を積極的に取り入れる
というのがポイントになります。
一見すると、ヴィーガンとプラントベースダイエットは、同じ意味のようにみえますが、実はイコールではありません。
ヴィーガン ⇒ 動物愛護・環境保護を目的とした100%植物由来の生き方
プラントベースダイエット ⇒ 健康を目的とした植物由来の食べ物を中心にした食生活
例えば、パームオイルは植物由来の油脂ですから、プラントベースダイエットにおいて、摂取するのは何の問題もありません。
しかし、パームオイルを生産するバックグラウンドを考えると、植物由来であっても、ヴィーガンの観点では摂取を避ける方もいます。
パームオイルについては、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
プラントベースダイエットのメリット
1. 自然にダイエット(減量)が期待できる
野菜はとてもヘルシーで、たくさん食べてもカロリーが抑えられます。
きちんと、植物性のタンパク質が豊富な、栄養バランスの整った食事をすれば、満足感も得られますし、そんなに食事制限をしている感じがありません。
また、食物繊維が豊富に含まれるため、腸が活性化され、便秘解消にもつながります。
植物性の食事を取り入れた生活をすることは、自然とダイエットにつながると言えるでしょう。
2. 体への負担が少ない
お肉は野菜に比べ、胃腸への負担が大きく、消化するのにかなりの時間を要すると言われています。
プラントベースの食事は、体への負担を減らし、効果的な体質改善になる可能性があります。
以前はよく胃もたれがあったものの、お肉を減らして野菜中心の食生活をするようになってから、胃もたれもなくなり、体がスッキリ軽くなったという声は、非常に多いです。
3. 環境への負担軽減につながる
牛などの家畜を育てるためには、広大な土地、大量の飼料や水が必要です。
さらに、牛は食べ物を消化する際に、温室効果ガスであるメタンを排出します。
昨今、気候変動が深刻化する中、この畜産業による温室効果ガスが大きな問題になっています。
お肉を減らすことは、環境への負担軽減とともに、動物に優しい選択をすることにもなるのです。
この考えは、ヴィーガンでも共通です。
4. 食費を抑えられる
日本には、季節に応じたさまざまな種類の野菜が、たくさんあります。
旬の野菜は、新鮮で、おいしく、栄養も豊富なうえに、安く手に入りますよね。
また、お肉メインの料理を、畑のお肉とも言われている、大豆製品である豆腐などに変えるだけでも、大きなコスト削減になります。
5. フレキシブルな選択ができる
プラントベースダイエットは、最初にお伝えしたように、厳格な定義はありません。
したがって、そこまでストイックにならずに、気軽に始められるのが魅力的です。
週に2,3回から始めるのもいいですし、自分に合った食生活を取り入れていきましょう。