憂鬱な雨の日も楽しく過ごす、雨の日も明るい気分になれるサステナブルなレイングッズ7選

憂鬱な雨の日も楽しく過ごす、雨の日も明るい気分になれるサステナブルなレイングッズ7選

傘が手放せない季節到来。傘の種類にはコンビニで手軽に買えるビニール傘から世界で一本だけのカスタム傘までたくさんの種類があります。今回は鬱陶しい雨の日でも楽しい気分にしてくれるサステイナブルなレイングッズブランドを紹介します。

ハッピーキヌア編集部
2023年07月27日
憂鬱な雨の日も楽しく過ごす、雨の日も明るい気分になれるサステナブルなレイングッズ7選
レイングッズが手放せない季節到来。

朝、雨が降っていなくても、折りたたみ傘をカバンに忍ばせ出かける方も多いと思います。

傘の種類には、折りたたみ傘を始め、コンビニで手軽に買えるビニール傘から、世界で一本だけのカスタム傘まで、たくさんの種類があります。

今回は、鬱陶しい雨の日でも、楽しい気分にしてくれる、サステイナブルなレイングッズを作るブランドを紹介します。

ビニール傘廃棄問題

Weathernews(ウェザーニュース)によると、日本人が持つ傘所有数は、平均で4.2本、35カ国中傘の所持率はトップです。

そして、傘一本の金額平均は1,500円、回答者数の約2人に1人が、1,000円以内の傘を購入しているという結果が。

上記の結果から、たくさんの人がビニール傘を使用していることがわかります。ビニール傘は年間約6,500万本消費されています。

確かに、突然の雨の時に、手頃な価格で最寄りのコンビニやお店で簡単に手に入るビニール傘は便利です。

しかし、ビニール傘は手頃な値段なため、忘れられたり、雨が止んだらそのまま投げ捨てられるなど、安易に使用されている状況です。

ビニール傘はリサイクルに適していない

傘本体のビニールは、ポリエチレンやポリ塩化ビニルで作られており、焼却すると有毒ガスダイオキシンが発生します。

しかも、ビニール傘に使用されている、ビニール、プラスチックそして金属が、強力接着剤で接着され分解が難しくなっているため、埋め立て処理されています。

今までは、海外に日本国内で廃棄されるプラスチック処理を頼んでいましたが、数年前に、各国で環境汚染を理由に受け入れを停止。

そのため、日本国内では、処理しきれない状態です。

ビニール傘を使わず長く愛用できる傘を使う、そんな小さい心がけが、環境負荷を減少することにつながります。

以下に、ハッピーキヌアが厳選した、サステイナブルなレイングッズを作るブランドを紹介します。

サステイナブルレイングッズブランド7選

1. 心斎橋みや竹

出典元:心斎橋みや竹

心斎橋みや竹は、明治時代に輸入雑貨店として大阪心斎橋にオープン。

その後、大正時代に傘の販売を始めましたが、先の大戦による空襲で店舗は消失しました。戦後に傘専門店として復活します。

職人が丹精込めて作り上げるみや竹の傘は、一つ一つのパーツが緻密に計算されて作られており、芸術品とも呼べるほどの美しい傘。

傘も生きているというみや竹は、傘は消耗品ではなく、10年20年先も愛用できるようにデザインもシンプルに作られています

長く愛用してもらうために、メインテナンス窓口を設置しており、骨、シャフト、ハンドルなどの対応部材のある限り修理が可能です。

生地張替も出来る傘が限られいますが、可能性がある限り蘇生プログラムや代案を提供。

心斎橋みや竹の傘は、耐久性が高く、修理もしやすく、愛着を深めて長く使い続けられる傘を提供しています。

心斎橋みや竹公式サイトはこちら

2. SiNCA

出典元:SiNCA

SiNCA(シンカ)は、地球環境を守るために作られた傘。

素材には、廃ペットボトルを再生した再生ポリエステル生地を使用し、持ち手にはバンブーファイバー素材混合を使用しています。

バンブーファイバーは、竹から取り出した繊維から作られ、プラスティックに変わる素材として近年注目されている新しい素材です。

 

SiNCAの傘は、地球環境に優しいだけではなく、風の強い日でも安心して使えるように耐久性の高い骨組み構造。

撥水性に優れているだけではなく、遮光率100%、UVカット率99.9%、UPF50+を備えており、雨の日だけではなく日傘としても使える高スペックな傘です。

SiNCAの傘は、リサイクル製品の国際的な認証プログラムである、GRS認証(グローバル・リサイクルド・スタンダード)の認定を受けた工場で生産しています。

SiNCAの売り上げの2%を森林保全活動へ寄付し、SiNCAの傘のデザインは自然からインスピレーション受けたデザインです。

SiNCA公式サイトはこちら

3. KALCT

出典元:KALCT

長傘を軽量でコンパクトにしたいとの思いからできたブランドKALCT(カルクト)。

カルクトは、2016年に創業した名古屋市に拠点を置く、傘のスターアップ企業アンベル社が作るブランドの一つです。

アンベル社が使命としていることが、傘ゴミを軽減すること。

カルクトは、軽量でコンパクトだけではなく、長く愛用できるようにハンドルそして石突部分は簡単に取り外せるデザイン。

そのため、簡単に修理ができるようになっています。

また、傘の生地は有害な化学物質が使用されていないことを証明する、エコテックス®スタンダード100認証工場で生産されています。

エコテックス®は、350種類以上の有害化学物質を対象とする、厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられる、国際的な安全基準。

繊維製品だけではなく、環境への負荷にも配慮したサステナブルな工場の認証など、繊維ビジネスにおける、世界最高水準の安全の証です。

KALCT公式サイトはこちら

4. +RING

出典元:+RING

1966年創業の傘・レインコートなどレイングッズの生地製造会社、東京田川株式会社が2011年に立ち上げた+RING(プラスリング)。

プラスリングは、今までは廃棄されていた、未使用のうえ不良品でもない生地やハンドルなどの傘パーツを生かすため、傘用生地救出プログラムとして設立したブランドです。

自社廃棄物を削減させるだけではなく、ビニール傘に代表される傘廃棄をできるだけ軽減するために、可能な限り修理にも対応し環境問題にも取り組んでいます。

プラスリングは、傘だけではなく、傘生地を利用した撥水防水機能付きトートバッグ、ポケッタブル仕様のレインパーカーや、撥水機能付きレインキャップなどのレイングッズも販売しています。

デザインはもちろんパッチワークデザインです。

+RING公式サイトはこちらから。

5. Knirps

 

出典元:Knirps

Knirps(クニルプス)は、1986年に世界で最初に折りたたみ傘を生産した、ドイツのブランドです。

クルニプスの意味は、小さな仲間、しかし、ドイツではクルニプスは折りたたみ傘を表す言葉としても使われています。

クルニプスは2022年にデザイン、技術革新そして持続可能性の面で秀でた製品とサービスの中から選ばれる、Green Product Awardを受賞。

50か国以上から多くの製品が応募される、Green Product Awardは、デザイン、技術革新そして持続可能性の面で秀でた製品とサービスの中から選ばれる、国際的なコンテストです。

プラスチックパーツには、自然の麻から作られ生分解可能なプラスチックTrifilon Switch® (トリフィロン スイッチ)を使用。

そして、傘生地には100%リサイクル可能な、ペットボトルリサイクル生地を使用し、環境汚染に影響を与える化学物質PFCフリーの撥水防汚コーティングecorepel® (エコリペル)を施しています

Knirps公式サイトはこちら

6. U-DAY

出典元:u-day

自然と人を想うをテーマに、サスティナブルで機能的なレイングッズを提案するブランドU-DAY。

U-DAYがデザインするアイテムの記事には、OEKO-TEX® STANDARD10の認証を受けた、世界最高水準の安全な繊維を使用しています

U-DAYが作るRE:PETシリーズには、世界中から集められた廃ペットボトルをリサイクルした、100%再生ポリエステル生地を使用

このシリーズには長傘、折りたたみ傘、そして子供用傘とポンチョがあります。

子供用傘は、雨から体を守りながら、視界も確保できるクリア部分が取り入れられているので、安全性にも優れています。

もう一つのシリーズECO-CLEARは、サステイナブルでおしゃれなビニール傘。サトウキビを主原料として作られた、再生可能なバイオマスビニールを使用したビニール傘です。

U-DAY公式サイトはこちら

7. PLASTICITY

出典元:plasticity

PLASTICITY(プラスティシティ)は、10年後には無くなるべきブランドとして設立。

PLASTICITYが作る商品は、すべて廃棄されたビニール傘から作られています。

10年後にはなくなるべき、それは10年後にはビニール傘廃棄により、環境問題が解決されていることを願い作られたブランドです。

PLASTICITYが作る商品は洗練されたシンプルなデザイン。

トートバッグやショルダーバッグなどのアイテムを展開しており、ビニール傘の素材から作られているので水は一切通さず、汚れても簡単に水洗いができる優れものです。

回収されたビニール傘は、手作業で分解されます分解されたそれぞれのパーツはリサイクルし、ビニール部分をプレスし、手作業で裁断しPLASTICITYの商品として生まれ変わります。

PLASTICITYは廃棄ビニール傘だけではなく、ビニール傘のビニール部分買取りUmbrella Recycling Programにも取り組んでいます。

PLASTICITY公式サイトはこちらから。

まとめ

突然の雨の時に助かり、使い捨て感覚で使われるビニール傘は、私たちの生活にか欠かせないアイテムとなりました。

しかし、ビニール傘の使い捨てによる環境に与える影響が問題となっています。

サステイナブルだけではなく、機能と耐久性の追求を通した、レイングッズブランドが増えている昨今、ビニール傘に頼らず、長く愛用できる傘そしてレイングッズを持つことが、私たちにできることはないでしょうか。

参考記事

傘の所有数は平均4.2本、傘1本の金額はほぼ半数が1,000円以内

ビニール傘 使い捨ての現実

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