スタバ50周年!植物ベースにシフトに向けての試みへ

スタバ50周年!植物ベースにシフトに向けての試みへ

スターバックスは、今年で創業50周年を迎えます。ここ数年、オートミルクメニューなどの、植物ベースメニューを着実に増やしているスタバ。環境問題への取り組みなど、米スタバの情報をアメリカからご紹介します。

ハッピーキヌア編集部
2021年04月21日
スタバ50周年!植物ベースにシフトに向けての試みへ

今年で50周年を迎えるスターバックスは、1971年にコーヒー豆焙煎店として、アメリカ・シアトル市にオープンしたのが始まりです。

それから50年経った今では、世界80カ国以上で展開されるほどの大企業に成長しました。

 

そして日本で最初のスタバがオープンしてからは、今年でなんと25年。

25周年を記念して、さまざまなグッズや新メニューが発売され話題になっていますよね。

 

いつも私たちを楽しい気分にさせてくれるスタバから、環境問題に取り組む一環として全メニューを植物ベースのメニューにシフトするという情報が。

米スターバックスから発信された情報をもとに、その取り組みを紹介していきますね。

”アースマンス”イベントを開催

米スタバは、アースマンスを記念して、4月いっぱい「スターバックス アースマンス ゲーム」を開催しています(有料会員のみ)。

このゲームでは、4つのミニゲームが楽しめ、パズルゲームや、お店でのアクション(植物性ミルクをオーダーする、プラスチックストローを断るなど)に応じて報酬を得られるゲームなどが設けられています。

 

参加者は報酬として、乳製品不使用飲料のクーポン、割引、商品など、さまざまな賞品を獲得することができます。

また、会員への報酬以外にも、ゲームをクリアすることで、「One Tree Planted」森林再生プロジェクトへ、スタバから寄付金(25万本の木を植えられる金額)を贈ることができるなど、ゲームを通して、地球環境への良いアクションを行うことができます。

 

オートミルクの需要が急上昇

 

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米スタバではすでに動物性ミルクの他に、豆乳、アーモンドミルク、そしてココナッツミルクを使ったドリンクメニューはあったのですが、今年3月からのオートミルクも導入。

新メニューのオートミルクを使った「ブラウンシュガーオートミルクシェイクンエスプレッソ」は発売開始とともに瞬く間に人気メニューになりました。今ではオートミルクが不足状態のため、幻の人気メニューとなっているほど。

 

オートミルクだけを作る植物性ミルクメーカー「Oatly」

 

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アメリカでは若い世代を中心に牛乳離れが始まっています。

その代わりに植物性ミルクの需要が高まっていて、その中でも特にオートミルクの人気が急上昇しています

たくさんの植物性ミルクメーカーがオートミルクを生産していますが、特に人気のメーカーが、スウェーデンの会社、Oatly(オートリー)です。

オートリーはオートミルクだけを作るメーカーで、最近日本にも進出し、そのクリーミーな味わいが日本でも人気になっていますよね。

 

毎年増大する需要に対応するため、オートリーは昨年、北米に第2の工場を開設予定だったのですが、コロナの影響で大幅に遅れることになり、オートリーの生産が需要に追いつかないという結果を招いてしまっています。

いかにここ数年で、急激にその人気が上昇したのかが、よくわかるエピソードですね。

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