スターバックス日本上陸25周年!同社が掲げるサステナブルな取り組みを徹底解説
スターバックスが日本に上陸してから今年で25周年。地球環境への配慮や地域社会との共存共栄に力を入れ、さらなる成長を目指すスターバックスが今回発表した施策をご紹介します。
2030年までに廃棄物50%を削減
地球から資源を奪う量よりも生み出したり還元したりする量を増やす「リソースポジティブカンパニー」を目指すスターバックスでは、持続可能な未来の実現に向け、二酸化炭素や廃棄物の排出量、水の使用量を2030年までに半減させるという目標を掲げています。
今回、サスティナビリティ目標の達成へ向けた環境対策の一環として、以下の方針が発表されました。
- 使い捨てプラスチックの削減のため、2021年9月からフラペチーノ商品のストローを紙製に順次切り替えていく。
- プラスチックカップを含む使い捨て容器の代わりとして、リユーザブルカップでドリンクを提供すること。(東京丸の内エリアの店舗で2021年秋よりスタート予定)
- 店舗から出される廃棄物であるコーヒー豆のかすを肥料としてリサイクルし、今後3年間でコーヒー豆のかすのリサイクル率を50%に上昇させる。
このようにスターバックスでは、資源の循環や再利用に積極的に取り組んでいます。
スターバックスの取り組みについては、ハッピーキヌアヴィーガンメディアのこちらの記事にもご紹介しています。
スタバ50周年!植物ベースにシフトに向けての試みへ | ハッピーキヌア ヴィーガン情報
地域とつながり、愛される店づくり
自宅(ファーストプレイス)や職場(セカンドプレイス)ではない、第3の居場所「サードプレイス」としての存在価値。
スターバックスは、開業から現在に至るまで、人の心を豊かにする「居心地の良い空間」を提供することを大切にしながら、順調に店舗数を増やしてきました。
これからも、店舗のある地域や、地元の人とのつながりを大切にし、訪れた人たちが安心して利用できる店内環境をつくり、2024年末までに国内2000店舗を目標に掲げています。
今後、より一層地域とつながり、経済を活性化させるため「JIMOTO フラペチーノ」のような地域限定商品のさらなる開発や、サービス拡充などを推進していくようです。
47都道府県にあるスターバックス各店舗の、個性あふれる店づくり、そして彼らが大切にする一杯のドリンクを通じたコミュニケーションに、今後も期待ができそうです。
スターバックスのおすすめヴィーガン商品については、ハッピーキヌアヴィーガンメディアのこちらの記事でご紹介しています。
【保存版】スタバで買えるヴィーガン商品7選 | ハッピーキヌア ヴィーガン情報
まとめ
今から50年前に、アメリカのシアトルで始まったスターバックスの歴史。
「一杯のコーヒーを通じて、人と人とのつながりの瞬間を重ねる」をミッションに、日本に上陸してから25年が経とうとしています。
都市部を中心に、今では日本の47都道府県すべてに店舗を構え、誰もが知るコーヒーショップとして順調に店舗数を増やしています。
今回、さらなるビジネスの成長と、サステナブルな未来の実現のための、「人、地域、地球環境へのポジティブな貢献を追求した、重点取り組み」が発表されました。
地元とのつながりを大切にしながら、2024年末までに2,000店舗を目指し、さらに2030年末までに廃棄物を50%まで減らすという大きな目標の達成に向けて、今後の動きからますます目が離せませんね。