デンマーク発、お得にフードロスを減らせるアプリ”Too Good To Go”を解説

世界のフードロスが深刻化しています。そんな中、フードロスを減らしながら、お得に食べ物を購入できるアプリが欧米で大流行中です!どんなお店が利用できるの?値段やアプリ使用方法は?気になる詳細を紹介します。

フードロスが叫ばれる昨今、そのSDGsに関連した活動にスポットライトが当たるようになりました。

食べ物という身近なテーマにおいて、一人一人が毎日の習慣を少しだけ変えることで、世界をより良い未来へ導くことが出来ます。

その選択肢の一つとして、食べ物とお金を賢くセーブできるアプリ、Too Good To Goをご紹介します。

 

フードロス

フードロスとは

フードロスとは、まだ食べられる状態であるにもかかわらず、食べものを捨ててしまう事です。

フードロスの理由は、大きく家庭系と事業系に分けられます。

 

家庭系:食べ残し、作りすぎ、皮などのとりすぎ、期限切れなどによる未使用廃棄

事業系(外食・コンビニ・スーパーマーケット・小売店):売れ残り、作りすぎ、規格外品廃棄

 

フードロスの現状

世界と日本、それぞれのフードロスの実態はどのようなものでしょうか。

 

世界のフードロス

世界人口77億人のうち、9人に1人は栄養不足と言われているなかで、世界では年間約13億トンの食べ物が捨てられています。生産される1/3の食べ物に当たる量が廃棄されています。

 

日本のフードロス

日本では、年間約600万トンの食べ物が捨てられています。

年間600万トンと聞いても、ピンと来ないかも知れません。

 

では、世界の飢餓に苦しむ人たちへ向けた食料援助が、年間約420万トンと聞いたらどうでしょうか。

食料援助量の1.4倍に相当する食べ物が捨てられている計算になります。

 

日本の食品ロスの状況(平成30年度)

出典:環境省 食品ロスポータルサイト

また、日本の食料自給率は38%にとどまり、残りの62%は輸入に頼っています。

海外からはるばる運ばれてきた食料を、食べることなく捨ててしまうなんて、もったいないと思いませんか?

 

フードロスによる問題

国連によると、世界の人口は、2050年には97億人に達すると言われており、今後30年で20億人の増加となる見込みとなっています。

人口増加が進む中でフードロスを減らすことが出来なければ、世界の飢餓問題はさらに悪化する一方となるでしょう。

 

また、捨てられてしまう運命にある食べ物は、ごみとして焼却され、二酸化炭素(CO2)を排出し、結果として環境破壊を早めてしまいます。

このような問題を受け、日本政府は、SDGsターゲットの一つに以下を掲げています。

“12.3:2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。”

 

出典:農林水産省 食品ロス及びサイクルをめぐる情勢

では、フードロスを減らす為、私たちにできることは何でしょうか。

 

フードロスを減らせるアプリ「Too good to go」

環境省のデータによると、家庭よりも事業者の方がフードロスの割合が多いことが分かります。

事業者はこれまで、消費しきれなかった食べ物を、もったいないと感じながらも、廃棄する他なかったのです。

 

しかし、この廃棄を減らすための新たな取り組みが始まりました。

それが、フードロスを減らすアプリです。

 

Too good to go とは?

Too good to go は、売れ残りや余剰の食べ物を持つ事業者とカスタマーをつなぐスマホ用アプリとして、2015年に北欧デンマークで誕生しました。

アイデアを構築したのはなんと大学生!毎日世界中で大量に捨てられる、まだ食べられるものを救う方法を模索するなかで、このようなフードシェアリングプラットフォームを作るに至りました。

 

現在、ヨーロッパの主要国とアメリカを含む15ヵ国で急拡大中、ユーザー数は3千800万人を突破しています。

日本では未リリースですが、ローンチされる日も近いかも知れません。

 

アプリでできること、具体的な使い方は?

事業者とカスタマーは、どのようにしてToo good to go を利用するのでしょうか。

パートナーと呼ばれる代表的な参加店は、レストラン、ベーカリー、スーパーマーケットなどです。

彼らは、当日残って廃棄になってしまう食べ物がある場合に、閉店1時間前までにアプリにその情報を登録します。

 

一方カスタマーは、自分の現在地から近い場所にある店舗に、買取可能な食べ物があるかを検索し、購入申し込みができます。

提供される食品は、「マジック・バッグ」と呼ばれる袋にまとめられており、中身は開けてのお楽しみ。

フードロスをなくす目的から、メニューを指定することは出来ません。値段は普段の1/3ほどで、とってもお得!

お気に入りのお店からオファーが出ていたら、利用しない手はありません。

 

支払いは事前にアプリに登録した、クレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済で済ませることができます。

カスタマーは閉店1時間前までに商品のピックアップを行い、フードレスキュー完了!

 

アプリ利用で得られるメリット

Too good to go を利用することによって、事業者と購入者はそれぞれ以下のメリットを得ることができます。

食品事業者:まだ食べられる商品を廃棄せずに済み、現金化できる。

食品購入者:普段より安い値段で食品を購入できる。

 

双方がWin-Winのこのシステム、環境にも配慮されたサステイナブルな取り組みですね。

誰しも、食べ物を捨てることには罪悪感を持つものですが、この仕組みに参加することで、社会貢献の意識を持ち、自己肯定感を強められるという面でのメリットもあります。

 

日本のフードロスを減らせるアプリ

フードロスを減らすアプリの先駆けがToo good to go ですが、この他にも、同様のコンセプトである、エシカル消費を目的として運営されているアプリが多数あります。

日本版Too good to goとも言えるTABETEは、複数の食品事業とコラボしており、メディアでその活動を多く取り上げられています。

この他にも、通販型のtabeloopOtameshiなどがあり、自身が支援したい企業や購入スタイルで選ぶことができます。

 

まとめ

私たち日本人には、「もったいない」という独自の言葉と観念がある通り、エシカルな消費行動が美徳とされてきました。

にも関わらず、知らずのうちに捨てられてしまう食べ物を、救済方法を知らないという理由で、これまで見過ごしてきてしまったのも事実です。

 

幸福大国デンマークからもたらされた画期的なアイデアとプラットフォームが整備されつつある今、私たちは世界とともにフードロスを減らす取り組みに参加しなければなりません。

ぜひ、身近なお店のフードレスキューから初めてみてください。

 
記事をお読みいただき、ありがとうございました。
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