【アメリカ】軍人の81%が植物性食品を希望していることが判明

【アメリカ】軍人の81%が植物性食品を希望していることが判明

動物権利団体MFAが行った調査によると、アメリカ軍人の81%がヴィーガンの食事を望んでいることが明らかに。軍関係施設でもヴィーガンの選択肢が増えていく大きなきっかけになった出来事についてご紹介します。

ハッピーキヌア編集部
2022年06月26日

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【アメリカ】軍人の81%が植物性食品を希望していることが判明
動物権利団体Mercy for Animals(MFA)が行った調査によると、軍人の81%がアメリカ軍が採用している軍用飯、Meals, Ready to Eat(MRE)のヴィーガンオプションを望んでいることが明らかになりました。

2022年1月26日から2月2日にかけて、MFAは調査プラットフォームを通じて、デジタルインサイト企業から入手した、さまざまな階級、アメリカ軍の全支部にわたる226人の現役軍人を対象に世論調査を実施しました。

調査対象者のうち、58.4%が雑食、23.5%が1つ以上の動物性食品の消費を減らそうとしている雑食、5.3%がフレキシタリアン、7.5%がベジタリアン、3.5%がビーガン、1.8%がペスカタリアンと認定されました。

 

この調査では、63%の人がビーガン用のMREがあればそれを選ぶなど、現役軍人の食生活に関する他の見識も明らかになりました。

植物由来の食事に対する考え方については、回答者の半数以上が、植物由来の食品は動物由来の食品よりも健康的であり、植物由来の食品は動物由来の食品よりもエネルギーレベルを高めると信じています。

気候に関する観点については、調査対象の軍人の大多数(81%)が、気候変動の抑制、つまり環境にやさしいMREの選択肢を増やしてほしいと考えており、63%が、動物性よりも植物性の選択肢の方が持続可能であると回答しています。

 

MFAの社会変革研究員であり、本調査の主席研究員であるコートニー・ディラード博士は、以下のように語っています。

 

「我々の調査は、軍人が自分たちの食の選択が栄養と環境に与える影響を認識していることを示唆しています」

「米軍は、忠実な軍人の健康全般と多様なニーズを最もよくサポートする方法を模索し続けているので、私たちは、軍のすべての支部が植物由来のMREオプションを提供することを義務付けるよう、議員に呼びかけています。」

 

現在、MREの83%は肉ベースであり、17%はベジタリアンには適しているが、ヴィーガンには適していません。

MREの販売会社は「世界中の多様な宗教および食事制限」に対応する人道的日食のための特別食を作ることが可能であり、その需要は明らかであるにもかかわらず、現在、完全な植物性のMREは広く利用されていません。

菜食主義のMREの需要に加え、沿岸警備隊の基地の軍人と訓練生は、食堂で菜食主義の食事のオプションを切望しています。

バージニア州の沿岸警備隊訓練センター・ヨークタウンでは、2017年にヨークタウンの施設に加わった料理専門家でカリナリーインスティテュートオブバージニアの卒業生であるイアン・スウォーヴランド二等兵曹のおかげで、軍人はヴィーガン食のメニューを楽しんでいるそうです。

 

ロックダウンが実施されたCOVID-19での発症中、ここの訓練生たちはヴィーガン食を食べに基地の外に出ることができませんでした。

スウォーヴランド二等兵曹は、ヴィーガンと認定されている10パーセントの部隊の食事を維持するために、植物ベースの食事プログラムを作成することで訓練生たちに解決策を提供しました。

 

現在、ヨークタウンの食堂では、下記のヴィーガンメニューなどが毎日提供されています。

新鮮なハーブとゴマをトッピングしたジャックフルーツの韓国風ソースのプルコギボウル

にんじんと生姜のクリームスープ

サンドライトマトとピスタチオのニンニクが効いたレモンターメリックパスタ

にんじんと生姜のクリームスープ

ビヨンド・ミートのボロネーゼパスタのヴィーガンパルメザンを使ったバルサミコソース添え

これらのヴィーガンメニューは、ヴィーガンの訓練生に食事を提供する必要性から生まれたものですが、ヴィーガン以外の軍人からも広く支持され、今年初めには動物権利団体People for the Ethical Treatment of Animals(PETA)から「Proggy」(「進歩」の意)という賞が授与されました。

 

「パッションフルーツのパンナコッタからビヨンド・ボロネーゼまで、米国沿岸警備隊訓練センター・ヨークタウンの学生は、動物や地球、動脈に優しい高品質の料理を楽しんでいます。」

「ヴィーガン食の需要が急増する中、PETAは、全ての軍事基地が、健康的で思いやりのある、環境に優しい食事を提供するようになることを期待しています。」

と、PETAのイングリッド・ニュークリック会長は述べました。

 

ヨークタウンで大成功を収めたこのプログラムとMFAの調査を合わせると、食堂からMREまで、あらゆる形態の植物性食品に対する需要があることがわかります。

2022年6月、アメリカの下院軍事委員会は、今年の国防認可法(国防総省への年度予算計上を認可する年次法)を可決しました。

ヴィーガンの軍人はマイノリティではあるものの、その数は無視できないほどになっています。

 

ヴィーガンの方もそうでない方も、こころとからだに優しい食事、環境に優しい選択ができるプラントベースのメニューがどのような職業であっても楽しめることは簡単ではないかもしれません。

ですが、今回MFAの調査によって需要が可視化され、当事者の一人一人の声が国や大きな組織に届き、変わっていくきっかけになったことは間違いありません。

 

ヴィーガニズム、サステイナブルな社会へ向かう大きな一歩を踏み出したアメリカ軍の食事に関する嬉しいニュースをお伝えしました。

 

参考記事はこちら

Vegan Meals in the Military? Why We’re Awarding One U.S. Coast Guard Training Center

81 PERCENT OF MILITARY MEMBERS WANT PLANT-BASED MEALS, NEW SURVEY FINDS


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