アーユルヴェーダとは?初心者でも取り組みやすい予防医学を徹底解説
予防医学に留まらず、より良い生活や人生を目指す「アーユルヴェーダ」について解説。ヴィーガンも共感しやすい理念と実践法です。
目次
アーユルヴェーダにおける自身のドーシャを確認!初心者はまずここから
初心者の方がアーユルヴェーダを実践するには、はじめに自分のドーシャを知らなければなりません。
人により、ドーシャが1つと限らず、2つ、もしくは3つと、複合タイプの場合もあります。
いろいろなサイトでドーシャ診断ができますので、以下のサイトなど参考にして、ご自身のドーシャを確かめてください。
(参考:TIMELESS EDITION|アーユルヴェーダ体質診断|70項目から細かくドーシャを分析)
(参考:Ayuruveda Life|アーユルヴェーダ ドーシャ体質診断)
各ドーシャの特徴を、精神面や普段の行動を中心に挙げてみましょう。
「ヴァータ(空と風)」の特徴
快活で、変化を好み想像力も豊か。理解力が早く順応性もあります。
神経質で心配性で、ストレスへの耐性も低めです。
好奇心旺盛ですが飽きやすく、行動力のわりにスタミナはあまりありません。
アンバランスな生活スタイル(食事や就寝時間など不規則)になりやすいです。
スリムな体型で、冷え性や皮膚・髪は乾燥しがちといえます。
「ピッタ(火と水)」の特徴
知的で情熱的で、チャレンジ精神が旺盛。食欲も盛んで、消化力も高いです。
正義感が強く、負けず嫌いで、短気で批判的になりがちです。
完璧主義者なので頑張りすぎる一方、デリケートなため、自分を追い込み過ぎ、病気になるまで気づないこともあります。
一般的にスタイルが良く、体は柔軟で、汗かきといえます。
「カパ(水と地)」の特徴
穏やかで、愛情深く献身的。動作や話し方もゆっくりで、体力や持久力も良好です。
物覚えなど新しいことを理解するのに時間がかかる一方、一度理解すると忘れにくいです。
我慢強く、コツコツと物事を粘り強くするタイプですが、保守的、執着心が強くなる傾向もあります。
体格が良く、体重も重いほうで、太りやすいといえます。
「ドーシャ」の季節などによる変遷
一般的に、時や季節、年齢により増えやすいドーシャがあります。増えるドーシャを把握して、生活をするといいでしょう。
【一日の中での変遷】
6時~10時 カパ
10時~14時 ピッタ
14時~18時 ヴァータ
18時~22時 カパ
22時~2時 ピッタ
2時~6時 ヴァータ
*4時間ごとの周期です。
【季節による変遷】
春 :カパ
夏~初秋:ピッタ
秋~冬 :ヴァータ
【生涯】
カパ(0歳~)→ ピッタ → ヴァータ(60歳~)と年を重ねるにつれて、変化します。