Vegan Camp Out(ヴィーガン・キャンプ・アウト)というイベントを聞いたことがありますか?
プラントベース先進国であるイギリスにおいて2016年から開催されている、盛大なヴィーガンのお祭りです。
コロナウィルスの影響もあり2年間中止を強いられていましたが、ついに2022年は開催予定との明るいニュースが飛び込んできました。
いったいどのようなパーティーなのでしょうか。現時点で発表されている最新情報をご紹介します。
ヴィーガン・キャンプ・アウトがついに再開予定!

「世界で1番大きな国際ヴィーガンイベント」とも呼ばれる、ヴィーガン・キャンプ・アウト。
2016年からイギリスにて年1回開催されている、ヴィーガンの方々のための大きなお祭りイベントです。
回数を重ねるごとに、参加者がぐんぐんと増えていた話題沸騰中のパーティーでしたが、コロナウィルスの影響で2年間中止となっていました。
そんな中で、2022年2月末のイギリスにおけるコロナ規制解除というニュースを受けて、ついに今年のイベント開催が確定となりました。主催団体によると、7月15日から18日の3日間と日程も確定したばかりです。
この2年間の間に、ヴィーガン・ベジタリアン人口はググッと増えていることもあり、今年のイベントは今までにない盛り上がりを見せるのではないでしょうか。
イギリスはコロナに関する規制を全面解除
イギリス政府は2月24日以降、イギリスにおけるコロナ規制をすべて解除するという発表をしました。
2020年3月に最初のルールが制定されたので、ほぼ2年の月日が経ち、ついに規制解除とのことです。
感染者がゼロになったわけではありませんが、たとえ陽性反応が出たとしても、自宅待機の「義務」はなくなり、「推奨」に切り替わりました。
また、以前は細かくチェックされていた濃厚接触者の追跡や、自主隔離、定期的な検査なども解除となります。
マスク着用義務も解禁となり、人混みや室内では着用が推奨されるものの、政府ルールとしての「コロナ対策」は基本的になくなったといえます。国内で動き回る分には「元通り」という状況です。
ヴィーガン・キャンプ・アウトにヴィーガンインフルエンサーが一挙集合!
ヴィーガンの方々が待ち焦がれたヴィーガンの祭典、ヴィーガン・キャンプ・アウトがついに戻ってきます。
2年越しの解禁となり、今年のイベントはとにかく盛りだくさんとなっています。
その中でも目玉として話題になっているのが、映画ハリーポッターシリーズにも出演していてヴィーガントレンドをけん引しているEvanna Lynch(エヴァンナ・リンチ)氏の登場。
また、イギリスの大人気テレビ俳優であるLucy Watson(ルーシー・ワトソン)氏も参加予定です。
さらに、ヴィーガンインスタグラム&YouTube界でAvant-Garde Vegan(アヴァン・ギャルド・ヴィーガン)の名前で知られるGaz Oakley(ガズ・オークレイ)氏も参加とあって、テレビからインスタ界の人気ヴィーガンインフルエンサーが一挙に集う場となりそうです。
ヴィーガン・キャンプ・アウトはどんなイベントが予定されているの?
2022年のヴィーガン・キャンプ・アウトには、たくさんのインフルエンサーが集まって急加速するヴィーガントレンドに、ますます火をつける予定です。
それぞれのヴィーガンスタイルについてシェアするようなトークイベントが開催されたり、料理のデモンストレーションも行われる予定です。
もちろんヴィーガン・キャンプアウトは一般人に対しても開かれているイベントです。
インフルエンサーを横目に見ながら、一緒にヴィーガンの祭典を楽しむことが出来ます。
一番注目されているのが、ヴィーガンフードエリア。現時点では45店舗オープン予定となっています。
お店のラインアップも見逃せません。ヴィーガンケバブ、ヴィーガンピザ、ヴィーガンカレーやヴィーガンハンバーガーなど、パンチのある屋台メニューが沢山。
加えてスムージーなどのヘルシーアイテムから、アイスクリームやケーキなどのデザートまで、豊富なヴィーガン食を楽しむことが出来ます。
ヴィーガン・キャンプ・アウトは小さな集まりから始まった
ヴィーガン・キャンプ・アウトは2016年に始まったヴィーガンのお祭りです。とはいえ、2016年当初は、こぢんまりとしたものでした。
イギリス国内から集まったヴィーガンを生活に取り入れている方々が、まずは集まろう!という企画でした。これと言ったトークショーもなければ、ブースもありませんでした。
ダービーという田舎町に集まって、たった一つの屋台を囲みながら、お喋りを楽しむ場として誕生したヴィーガン・キャンプ・アウト。
「ヴィーガンである」と言っても、まだあまり周りの人に理解してもらえなかった数年前。オンライン上でやりとりをしていた、ヴィーガン仲間同士が集まる場所として誕生したのでした。
急成長しているヴィーガン・キャンプ・アウト
第一回目は400人規模の小さな「お集まり会」といった印象のヴィーガン・キャンプ・アウトでしたが、回数を重ねるごとに参加したい!と希望する人が増えていきました。
パンデミックが始まる前の、2019年に開催された大4回ヴィーガン・キャンプ・アウトには、7,500人もの参加者がイギリス国内だけでなく、海外からも集まりました。
徐々にヴィーガントレンドが加速し始めたことを、表している急成長ぶりです。
2年間の中止期間を経て、今年のイベントには2019年の倍である、15,000人規模になるのではないかと期待されています。
イギリス国内ではもちろんのこと、海外メディアからも注目されているヴィーガンの祭典に、日本から駆けつける人もいるのでしょうか。
詳細確認やチケットの申し込みは、こちらの公式ホームページからご確認下さい。
まとめ:15,000人動員予定の世界最大級ヴィーガンフェスティバル!
イギリスのコロナ規制解除を受けて、多くのヴィーガンの方々が注目していた、ヴィーガン・キャンプ・アウトの開催が決定したとのニュースが舞い込んできました。
ヴィーガンであることを発表している映画俳優からユーチューバーまでもが登壇予定となっていて、イギリス国内だけでなく海外からもたくさんのヴィーガン支持者が押し寄せることが予想されています。
パンデミックの影響もあり、夏のイベントが恋しくなっている昨今。今年のヴィーガン・キャンプ・アウトは15,000人動員が予想されています。
『世界最大級のヴィーガンフェスティバル』は、昨今のヴィーガンBIGウェーブを受けて、どのような盛り上がりを見せるのでしょうか。目が離せませんね!