2020年ヴィーガン人気度世界9位!カナダのヴィーガン最新情報をご紹介!
カナダ人の22%が肉食を控えたいと考えている?ヴィーガン・ベジタリアンが増え続けているカナダのヴィーガン最新情報を徹底解説。エシカルファッションを展開する「MATT &NAT」や話題のヴィーガンプリン専門店、その他特色あるヴィーガン商品も併せてご紹介。カナダ産メープルシロップの情報もお届けします!
カナダのメープルシロップ情報!
メープルシロップは、砂糖楓(かえで)という、カナダと北米の一部にある楓の樹液を採取し、煮詰めた、100%天然の食品です。
「メープルシロップが生産されるのは、サトウカエデの原生林(シュガーブッシュ)が広がる、カナダ南東部を中心とする、ごく一部の地域に限られています。
夏は暑く、冬はマイナス30℃にもなるほど寒さが厳しいこの地域の寒暖差のある気候が、樹液の生産に適しているためです。
カナダは世界のメープルシロップの74%、2019年は約5,888万kgを生産しました。
ケベック州、オンタリオ州、ニューブランズウィック州、ノバスコシア州の4つの州で生産されていますが、中でもケベック州はカナダ最大の生産地。
カナダ産の約91%がケベック州産です。
また、カナダはメープルシロップの輸出でも世界第1位を占め、輸出先は63カ国ほどにのぼります。
そのうち対日本輸出は第3位にあたります。」
(引用:Maple from Canada)
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カナダでは、メープルシロップの質は、等級 (Grade) に分けられています。
等級を決める基準は、色・風味・糖含量にあり、琥珀色が薄く、風味が繊細なほど高級となるようです。
- Canada No. 1 ・・・エキストラ・ライト (Extra Light)
- Canada No. 1 ・・・ライト (Light)
- Canada No. 1 ・・・ミディアム (Medium)
以上のNo. 1 等級は、糖分66%以上に煮詰めたものであり、混ぜ物はまったくなく色のみが異なります。
- Canada No. 2 – アンバー (Amber)
- Canada No. 3 – ダーク (Dark)
No. 2は、料理や焼き菓子など使われ、一番使い勝手の良いメープルシロップとなります。
No. 3は、風味が芳醇で、甘みはあまり無いため、お肉・お魚料理などに使われるようです。
(出典:Wikipedia「メープルシロップ」)
メープルシロップには、コーンシロップにメープルの風味づけをしたものもあるため、注意が必要です。
純正のものには、「メープルシロップ」・「カエデ樹液」・「楓糖液」などと書かれていますので、原材料名表示を必ずチェックし、等級もチェック出来れば完璧ですね。
カナダ産メープルシロップのお値段をカナダと日本で比較
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メープルシロップ大国ならば、お値段も安いの?と考える方も多いと思います。
そこで、カナダ産メープルシロップのお値段をカナダと日本で比較してみました!
ただし、同ブランド・同品質での比較は難しく、同級である普段使いの「Amber」と、同ブランドですが、一方は「Organic」である商品との比較となります。
【カナダでの価格】
-
100% Pure Maple Syrup Grade A.Amber, Rich Taste. 250 ml glass bottle(Amazon)
・・・CDN$ 7.72(約633円ほど)
→日本で販売されている商品と同級のAmberですが、ブランドが違います。
- Decacer Organic Pure Maple Syrup 250 ml glass bottle(Wal-Mart Canada Corp.)
・・・CDN$4.97 (約407円ほど)
→日本で販売されている商品とブランドは同じですが、Organicです。
※日本円の価格は、為替レートにより多少の変動があることをご了承ください。
【日本での価格】
- Decacer pure Maple Syrup Grade A.Amber, Rich Taste. 250 ml glass bottle(楽天市場) ・・・ 950円
やはり、メープルシロップの輸出世界第1位だけあり、お安く買えるようで羨ましいですね。
※全く同じ商品ではないため、目安として参考にしてください。
まとめ
カナダでは、若い世代を中心に、ヴィーガンという生き方に関心が広がっているようです。
自然豊かで恵まれた環境が身近にあるからこそ、近年深刻化している環境問題にも真剣に向き合うことが出来るのかもしれません。
今後、カナダの若者たちにより、世代を超えたヴィーガンの広がりをもたらすことを、大いに期待しています。