PETAとは?アニマルライツに取り組むヴィーガン団体

PETAとは?アニマルライツに取り組むヴィーガン団体

アメリカで生まれたアニマルライツの世界最大規模の団体「PETA」をご存知ですか?日本ではまだ知名度の低いこの団体の、その歴史や取り組みなどをご紹介。また、ハッピーキヌアでも購入可能なPETA認証企業である「Will’s Vegan」の製品もご紹介します。

ハッピーキヌア編集部
2021年06月28日
PETAとは?アニマルライツに取り組むヴィーガン団体

PETAの手法と取り組み

PETAの手法

PETAの目的は、動物の苦しみをなくすことであり、あらゆる機会を利用してメッセージを人々に伝えています。

その手法は、時として過激な場合もありますが、多くの人々の心をつかみ、議論、討論、現状への疑問、そして行動を起こすためには不可欠であると考えられています。

 

現在、何十億もの動物が危機な状況に置かれている事を、一般の人々に認識してもらうためにPETAは活動してます。

 

綿密な記録に裏付けられた覆面調査と、法廷での正義の追求、これまで表に出てこなかった問題を国際的なメディアに取り上げてもらうためのカラフルなデモンストレーションやスタント、キャンペーンなどの結果、動物のために活動を行なっています。

(出典:PETA「Animal Rights Uncompromised: PETA’s Tactics」

 

以上のように、人々の目に触れるような活動を通して多くの成功を収めているPETAですが、具体的にどのような取り組みを行っているのか、次にご紹介します。

 

PETAの取り組み

PETAは、動物虐待と密接に関連する商業分野への抗議活動に積極的に取り組んでいます。

例えば、ファッション業界で毛皮のために動物が悪用されていることを懸念したPETAは、ジョルジオ・アルマーニ、カルバン・クライン、ラルフ・ローレンなど、多くの業界リーダーに「毛皮を使わない」ことを提案しました。

 

また、PETAの取り組みにより、かつては一般的だったサーカスなどのエンターテイメントにおける動物の使用も減りました。

これは、法規制が強化されただけでなく、シルク・ド・ソレイユのように動物を使用しないサーカスが新たな業界基準を確立しました。

 

その他の大きな変化としては、ファーストフードチェーンのサプライヤーによる動物の扱いの基準が上がったことや、保護法のない中国などのサプライヤーの動物虐待行為に対する社会の認識が高まったことが挙げられます。

 

また、マクドナルドは、2年間にわたる交渉と、世界中で行われた400件以上の反対デモを経て、ファーストフードチェーンとしては初めて、飼育動物の基本的な福祉の改善に合意しました。

 

さらに、1年後にはバーガーキングとウェンディーズがこれに続き、2年後にはセーフウェイ、クローガー、アルバートソンズも、食用の犠牲にされる何十億もの動物の生活を改善するために、より厳しいガイドラインを採用することに合意しました。

 

以上はほんの一例ですが、PETAは、真面目なメッセージでありながら、ユーモラスな要素を含んだクリエイティブな広告キャンペーンによって、動物の権利に対する社会の意識を変えてきました。

 

【最近のニュース】

6月9日、PETAの公式サイト内のニュースによると、イスラエルは国を挙げて毛皮の販売を禁止する世界初の国となりました。

これは、PETAと地元の活動家が何年もかけて粘り強くキャンペーンを続けた結果です。

 

他にも、カリフォルニア州は2019年に州全体で新しい毛皮の販売を禁止し、メイシーズ、ノードストローム、バーバリー、グッチ、ヴェルサーチ、マイケル・コース、ジミー・チュウ、ジョルジオ・アルマーニなど、数多くのトップデザイナーや小売業者が毛皮の使用を禁止しています。

一方で、ヘンプのフェイクファーや擦り切れたデニム、さらにはペットボトルをリサイクルしたものなど、人道的な選択肢は増え続けています。

(出典:PETA「BREAKING: Israel Becomes First Country Ever to Ban Fur」

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