【健康面で多くのメリット】プラントベース対応のドッグフードが世界的に急成長
愛犬には出来るだけ長生きしてほしいと考える飼い主から、着々とペットフードの見直しを始めています。今後急成長が予想されるヴィーガンペットフードについてご紹介します。
最新の研究によると、犬もプラントベース食に切り替えることで、より健康的に、長生きできるということが分かりました。
愛犬には出来るだけ長生きしてほしいと考える飼い主から、着々とペットフードの見直しを始めています。
この記事では、ヴィーガントレンドをけん引していると言っても過言ではないイギリスにおける、ヴィーガンペットフードについてご紹介します。
日本ではまだあまり聞きなれないヴィーガンペットフードですが、これからトレンドが押し寄せてくること間違いなしです。
「ペットフードが犬の健康に影響を与える」と発表
イギリスのウィンチェスター大学が、雑誌に寄稿したリサーチ結果によると、人間と同じように犬も食べ物によって健康へのインパクトが変わってくることが判明しました。
確かに考えてみると、食べるものが体を作るという点では、人間も犬も一緒ということです。
具体的な研究内容とは
今まであまり犬の食事と健康についてリサーチがされていなかった分野ですが、ウィンチェスター大学は多くの犬を巻き込んで実験に乗り出しました。
今回の研究では2,500匹以上の犬を対象とし、3つのグループに分けました。それぞれ違う食事をとらせて、その後の健康状態を確認するという手順を踏んでいます。
- 肉を成分に含むペットフードを与えるグループ
- 生の肉を与えるグループ
- プラントベース食を与えるグループ
すると興味深いことに、肉食のイメージの強い犬であっても、プラントベース食を与えた犬の方が、動物病院に行く回数や薬を使う回数が少なかったというのです。
やはり自然のものが良い
この研究で面白いのが、ペットフードとプラントベースフードだけでなく、「生の肉」という中間に値する食事を入れてみたことです。
研究結果としては、下記の順番で健康へのトラブルが多く発生したとあります。
- ペットフード
- 生の肉
- プラントベース食
これから分かることは、犬にとっても「加工食品」(この場合はペットフード)は健康への影響が大きくでてしまうということです。
健康志向な人達の中ではプラントベースだけでなく、「ホールフード」と呼ばれる自然食への見直しが高まっている昨今。
実は人だけでなく、愛犬にとっても、やはり自然のものが良いということです。
参考:Vegan versus meat-based dog food: Guardian-reported indicators of health
そもそもドッグフードとは何で出来ているのか?
犬を飼ったら当たり前のようにスーパーに並んでいるドッグフードを買って与え始める人が多いと思います。
でも、ふと立ち止まって考えてみると、あのカリカリとしたフードには何が入っているのでしょうか。