海外の若者がヴィーガンを選択する理由とは?
日本より浸透している海外でのヴィーガンスタイル。海外の若者たちがヴィーガンを選択する理由は何なのでしょうか? 本記事では、ヴィーガン増加の社会背景の真実に迫ります。知れば、あなたもヴィーガンというライフスタイルに興味を持つこと間違いなし。
年々増加するヴィーガン人口。皆さんの周りではどれくらいの方がヴィーガンスタイルの生活を取り入れているでしょうか?
「一人もいない。」
「そもそも自分も完全なるヴィーガンでない。」
という方もまだまだ多いのが日本の今の現状なのではないでしょうか。
牛肉の一年間の消費量に焦点をあてると、日本は世界七位。アメリカ、中国などを始めとする日本よりはるかな肉の消費をする国々は、肉だけでなく、牛乳やチーズなどの乳製品を使用する動物性食品が幅を利かせています。
そんな食事スタイルが「文化」でもある海外の国々の若者がなぜ、今ヴィーガンを選択するのでしょうか?
今回は、気になる「海外の若者がヴィーガンを選択する理由」を調べてみました。
ヴィーガンのライフスタイルを選択する理由
ヴィーガンを選択する背景には以下の理由が挙げられます。
- 健康志向。
- クルエルティフリー、動物福祉への配慮。
- 畜産がもたらす温暖化への懸念。
ヴィーガンと聞くと動物愛護を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、ヴィーガンとしての生活スタイルがもたらす自分自身への影響も一つの大きな要因になっているようです。
2014年から2019年にかけてヴィーガン人口が4倍に増加したイギリスでは、世帯の七割が「意識的に赤身肉の摂取を減らしている」そうです。
その最大の要因は、どの年齢層においても「赤身肉を食べる量を減らした方が健康に良い」という認識のためでした。また16歳~35歳の年齢層では、「赤身肉による環境への懸念」も大きく、上記の要因の次に多い結果になりました。
若い世代の方が、現代が抱える環境問題について大きな関心を向けていることが分かります。