【栄養士監修】アンチエイジングや脳機能改善に効果あり。アサイーの効果を徹底解説
ハワイの朝食というイメージがあるアサイーは、実はブラジル原産。紫色の果実にはポリフェノールをはじめ、ビタミン類、ミネラル類、良質な脂質が豊富な高栄養価フルーツです。貧血や、美肌などアンチエイジングの味方であるアサイーは、脳にも良い効果が期待できると研究が進められています。
ハッピーキヌア編集部
2021年11月09日
すっかりヴィーガンフードの定番になった「アサイー」。ヘルシーで、おしゃれな見た目が気分も上げてくれるアサイーボウルは、朝食の定番、という方も多いかもしれません。
このアサイー、実際にどんな健康効果が秘められているのかご存じでしょうか。実はまだ、アサイーに関する研究の歴史は浅く、解明されていないことも多いのです。
本記事では、アサイーの詳細を徹底検証していきます。
ヴィーガンフードの定番「アサイー」
現在、アサイーの効果として認められている「抗酸化作用」。良質な脂質である「オメガ3脂肪酸」。これらによるアンチエイジングと、現在も研究が進められている脳機能改善について、まず見ていきましょう。
アサイーとはどんな食べ物?
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まず、ブルーベリーに見た目がよく似ているアサイーは、実際にはベリー類ではありません。
アサイーはヤシ科の植物です。まさにヤシの木のような大きな木に、小さな実がたくさんつきます。
産地のブラジルでは、アサイー種子の輸出自体は禁止されています。また、果実は非常に酸化しやすいため、日本には、ピューレやジュースなど、加工された状態で輸入しています。
実の95パーセントが種で、食べられる部分はほんのわずかなのです。