新しいヴィーガンミルクがカリフォルニアから登場!その驚くべき中身とは?
リアルな牛乳として誕生したヴィーガンミルクが今年の夏に発売されます。リアルな牛乳と言われるその理由、製造背景や想い、さらに、ヴィーガンミルクがサステナブルにもつながる理由を解説いたします。
肉、魚、に続いて、「牛乳」などの乳製品を摂取しない、ヴィーガンという生き方。
飲食できるものが少ないのでは?と心配な方も、ご安心ください。
近年では、ヴィーガン対応の商品は数多く販売されており、代替品として、本来の製品に近いままで、食を楽しむことも出来ます。
現在、「牛乳」のヴィーガンオプションとしては、豆乳やアーモンドミルクなどが存在し、スーパーでも手軽に購入することができます。
そんな中、牛乳の再現といわれる「新たなヴィーガンミルク」が、カルフォルニアから誕生し注目を浴びています。
牛乳好きだけれど、ヴィーガンとしてのオプションを選択したい方、必見です。
本物の牛乳に近い?ヴィーガンミルクとは
新しい食品技術企業である、BetterlandFoods(ベターランドフーズ)から、動物由来ではないホエイプロテインから成るヴィーガンミルクが開発され、2022年夏ごろに販売されます。
ヴィーガンミルクには、ホエイプロテインに加え、MCTとひまわり油も含まれており、従来の牛乳の味にとても近く、まさに「牛乳の代替品」として活躍が期待されています。
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今回のヴィーガンミルクで、牛乳再現のキーを握ったのは「精密発酵」。
精密発酵とは、特定のたんぱく成分を発酵で生成する技術です。
乳たんぱく質であるホエイと、カゼインプロテインの遺伝子コードを微生物に与え、牛と同じ乳たんぱくを生成しています。
乳たんぱくに加え、水や植物性油脂、ビタミンやミネラルと共に発酵させることで、限りなく牛乳に近い、ヴィーガンミルクを作り出しました。
乳糖は含まれていませんが、動物を含まないホエイプロテインが含まれているため、ホエイアレルギーのある方は注意が必要です。