BIO HOTEL®(ビオホテル)とは?厳しい基準をクリアした施設もご紹介
「オーガニック製品を提供すること」など、様々な基準を満たす必要があるBIO HOTEL®(ビオホテル)について、国内の認定を受けている3施設と共にご紹介します。
【認証ホテル】カミツレの里 八寿恵荘(長野県北安曇郡)
長野県北安曇郡池田町の「カミツレの里 八寿恵荘」 は、日本で初めてB HJの認証を取得した宿泊施設です。
野菜や卵、調味料、乳製品・肉・魚類はオーガニック認証、またはBHJガイドラインに適合する食材を75%以上使用しています。化学調味料、化学添加物はもちろん一切使っていません 。自社農園や地元の生産者の野菜をふんだんに使い、体にも心にも心地よいバランスのよい食事を楽しめます。
また、お食事はすべて野菜で作られています。おいしいヴィーガンのお料理を食べられる宿です。
さらに、布団、布団カバー、枕、タオルは、すべて100 % オーガニックコットンを提供。また、地元のアカマツ、長野県産のスギやヒノキや、自然素材にこだわって建てられた屋舎は、防腐剤や接着剤などの化学物質は一切使用していません。代わりに、漆喰や天然素材をベースとする塗料を使っています。
お風呂の給湯や温水床暖房には、バイオマス燃料である木質チップボイラーを導入し、二酸化炭素の排出量を増やさないようにしています。
木質チップを燃やしたときに排出する二酸化炭素は、木が成長する過程で吸収する量と同じくらいに抑えられるため、環境への影響はありません。
【認証住宅】アトリエDEF 循環の家 前橋(モデルルーム)
群馬県前橋市の「アトリエDEF 循環の家 前橋(モデルルーム)」は、畑で収穫した作物や庭に実った果実を食べ、薪のストーブで暖を取る、そんな自然と共に生きる暮らしが実現できる家を提案したモデルルームです。
壁や床、天井、家具をはじめ、建築素材のすべてに自然素材を使用しています。また、ソーラー発電した電気を利用するなど、地球に負担をかけません。
住宅1棟を建てるのに使われる木材の約180本を日本の山の木を使うことで、日本の豊富な森林資源を有効活用します。
「アトリエDEF 循環の家」は、モデルルームとして見学することができます。