「ブルーエコノミー」とは?海と社会のサステナブルな発展に貢献
私たちに恵みをもたらしてくれる海は今、さまざまな危機に面しています。今後、海の環境と資源を守ってくためにはどうしたら良いのかを考えます。
ブルーエコノミーに対して私たちにできること
ブルーエコノミーに関連する海洋産業の取り組みをご紹介しましたが、私たちにもできることはあります。
持続性の高い魚を購入する
国立研究開発法人水産研究・教育機構が立ち上げた「SH”U”N」プロジェクトでは、「海にいる魚の量や増減」「海の生態系」「海での漁業活動」「漁業を取りまく地域産業や社会」「健康と安全・安心」について総合評価を行っています。
データベースに魚の名前を入力して検索すると、3点満点で評価を見ることができます。この評価の高い魚を購入することで、ブルーエコノミーへの貢献が可能です。
評価はこちらで確認できます。
「SH”U”N」サステナブルでヘルシーなうまい日本の魚プロジェクト「さかな検索」
使い捨てプラスチック製品の利用を控える
海に流れ込むプラスチックの量を減らす取り組みは個人でもできます。
・プラスチック製の使い捨てカトラリーを使用しない
・ペットボトル飲料を購入しないでマイボトルを使うなど
日々の暮らしの中で使い捨てプラスチック製品を簡単に利用しないよう心掛けて、海の環境保全につなげていきましょう。
ブルーエコノミーについて考えることが大事
ブルーエコノミーとは、海洋産業のほか、海の資源や環境・生態系を守りながら、持続可能な経済や社会を発展させていくという意味です。
この考え方は、持続可能か開発目標であるSDGsにも掲げられており、世界的な取り組みが求められています。
産業界だけでなく、私たち個人ができることもあります。一人一人がブルーエコノミーについて考えていく必要があるでしょう。
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