【イギリス】ブライトンが「ヴィーガンの首都」として栄冠に輝く、その理由とは?
イギリスのビーチリゾート都市ブライトンが、今年、初めて「ヴィーガンの首都」に輝きました。ブライトンの魅力と、ヴィーガンの首都たる由縁を解説します。
各地でヴィーガンカルチャーが根付いています。
今年、最もヴィーガンカルチャーを牽引する都市であるとされたのが、ブライトンです。
ビーチリゾートとして名を馳せる、ブライトンが、なぜ、ヴィーガンの首都と呼ばれるまでになったのでしょうか。
その魅力を調査してみました。
ブライトンとはどんな都市?
イギリスの、イングランド南東部、イースト・サセックス州にある都市、ブライトン。
ここは、国内外でも有名な、リゾート地です。
ロンドンから電車で1時間ほどのビーチリゾートですので、週末を楽しむために、気軽に訪れることもできます。
観光都市としてのブライトン
ビーチはもちろん、マリーナもあり、さまざまなアクティビティが楽しめます。
海岸線に沿って、ホテルやショッピングセンター、遊園地など、観光施設も多くあります。
また、大小のシアターに、美術館や博物館、劇場などのアートを楽しめる場所が、多くあります。
一方で、パブやライブハウスなども多く、イギリスの、音楽シーンの礎を担うような面も持っています。
建物も、街並みも、非常に個性的です。
カラフルでポップな外壁の建物が並ぶエリアがあると思えば、アンダーグラウンドなウォールペイントが施されたエリアもあります。
かと思えば、ロイヤル・パビリオンや、クイーンズ・パークといった、クラシカルな建物や公園も。
観光に訪れたら、どこもかしこも新鮮で、見飽きることのない都市です。
生活圏としてのブライトン
ブライトンは、さまざまなカルチャーを受け入れ、発展した地でもあります。
代表的なものとして、LGBTQにも懐が深く、多くのコミュニティが存在しています。
毎年8月には、プライド・パレードが開催され、世界各地からブライトンに訪れます。
多様な信仰、人種、民族への理解も多大で、LGBTQとともに、数多くの支援団体があります。
また、ブライトン大学やバーンディーン大学をはじめ、語学学校や、サマースクールの拠点など、学生が多く集まる都市でもあります。
地区ごとに、小学校や高校も多く、子育てをするにも申し分ありません。
北部には、自然保護区を有しており、キャンプ地やゴルフ場もある、多彩なブライトン。
居住区と、アクティビティエリアの両方を楽しめるため、住むにも遊びにも適したエリアです。