バーガーキングがイギリスでヴィーガン専門店舗オープン!
バーガーキングは、英国ロンドンの旗艦店で1カ月間試験的に完全菜食、ヴィーガンの店舗の立ち上げを発表しました。2030年までに50%の肉なしメニューを実現する同社のねらいとは?
バーガーキングは、ヴィーガン・ロイヤルやプラントベース・ワッパーといった既存のメニューに加え、レスター・スクエア店のリブランディングとリニューアルに伴い、新たに15品目以上の肉を使わないメニューを追加します。
さらに、バーガーキングでは初めて、肉を使わないキッズメニューを発売し、植物性のワッパー、チーズワッパー、ハンバーガーミール、チーズバーガーミールのJrバージョンを提供します。
これらのメニューに対する顧客の反応を見ながら、今後、全国の店舗で売れ筋のメニューを導入していく予定です。
「この限定メニューは、私たちがビーガンや植物由来のイノベーションに注力していることの結果であり、2030年までに50%の肉なしメニューを実現するという私たちの目標とも密接に関係しています」と、英国バーガーキング社のKaty Evans氏は話します。
バーガーキングがベジタリアン向け店舗を展開
バーガーキングが肉なしレストランに進出したのは、今回のヴィーガン・レスター・スクエア店が初めてではありません。
2021年10月、スペインのマドリードの最も象徴的な大通りの一つであるパセオ・デル・プラドにあるバーガーキングの店舗で、期間限定でヴィーガンの料理が提供されました。
植物性のパンを使ったチキンサンドは、ヴィーガンマヨネーズと細切りレタスをゴマ入りのロングバンズに挟んでいるのが特徴。
バーガーキング・スペインはその後、このオプションを全国の店舗で提供することを発表しました。
イベリア、スペイン、ポルトガルのレストランブランドの総責任者であるBorja Hernández de Alba氏は、「我々は、野菜製品をベースにした食生活を送る人々と、肉を食べるがその消費を抑えたい人々の両方にアプローチしたいのです」と目標を語っています。
肉を使わないハンバーガーショップへ
「新鮮で良質な食品は、私たちの生活の質、そして地球の健康に欠かせないと考えています。地球と従業員とお客様にとって良い存在であることは、バーガーキングUKの価値観の中心です」と、同チェーンのCEOであるAlasdair Murdoch氏は語りました。
バーガーキングは現在、シンガポール、カナダ、中国、ラテンアメリカ、メキシコ、日本など、他の多くの国でもヴィーガン・ワッパーを発売しています。
世界のあらゆる地域で、バーガーキングの植物性食品を増やすという動きが広がりを見せ続けています。
そして、その需要に応えるために、バーガーキングは世界中でヴィーガンやベジタリアンのメニューを増やしてきています。
日本や韓国でも広がりを見せているヴィーガニズムや代替肉。近い将来、全てのメニューがヴィーガンのバーガーキングを日本でも楽しめる日がくるかもしれないですね。