【レビュー付き】サボテン由来のヴィーガンレザーとは?日本製ブランド「CACTUS TOKYO」のミニウォレットをご紹介
環境に配慮した製品づくりを行う日本発のエシカルブランド「CACTUS TOKYO」が手がけた、サボテン由来のヴィーガンレザー製品をご紹介。手のひらサイズのミニウォレットのリアルな使用感とは?
目次
サボテンレザーとは?
サボテンレザーとは、「サボテンの繊維」を原料に含むレザーのこと。
雨水のみで育ったサボテンの成熟した葉を収穫し、粉砕したあと、太陽光で乾燥させ粉末状になったものを植物由来の樹脂と混ぜ合わせたものが原料です。
サボテンの特性を活かし、雨水や太陽光など、自然の恵みをフル活用してエコフレンドリーな製造方法が採用されています。
代表的なサボテンレザーの特徴3選
1. 製造過程の二酸化炭素の排出が少ないため自然環境に優しい
鞄や財布、靴など身近な衣類や家具に用いられる従来の革製品。
これらの原料は全て、動物か石油に由来しています。
本革を生産する過程で行われる、「なめし工程」は大量の水を使用し、水質汚染の原因にもなっています。
また、合皮などのフェイクレザーは化石燃料を原料にしているため、二酸化炭素を多く排出してしまいます。
しかし、サボテンレザーは革を作る工程で、水の大量使用や汚染を限りなく減らし、また化石燃料の使用も最小限に留めているため、本革やフェイクレザーと比べて自然環境にやさしい製品づくりがされています。
2. 撥水性と耐久性に優れており、お手入れが簡単
サボテンレザーは、ソファなどの家具や高級車メーカーのコンセプトカーの座面シートにも採用されるほど、耐久性と撥水性に優れています。
汚れが付いた場合には、中性洗剤を使ってやさしく拭き取ることで、簡単にお手入れできます。
3. 本革に近い、デザイン性に優れた素材
サボテンレザーを代表する素材「Desserto(デザート)」はファッション業界の中でも世界的なアワードをいくつも受賞。
数々の職人の方からも、本革に劣らない高いデザイン性を評価されています。