世界初、カカオを植林するデジタルファッション「カーボン・シンク・スニーカー」をご紹介
UNDER LINE(アンダーライン)社が、カーボン・シンク・スニーカーを発売したばかりです。より良い自然環境を目指して一歩踏み出した企業による、ファッションとサステナブルを掛け合わせたスニーカーについてじっくりご説明します。さらに、新しいトレンドであるデジタルファッションとはどんなものなのかもご紹介します。
目次
アンダーライン社のスニーカーはどういうもの?
今回ご紹介するアンダーライン社のスニーカーは、単純にスニーカーを着用した写真が購入できるというだけではありません。
ファッション業界をよりサステナブルにしたいという思いを持つアンダーライン社は、面白い仕掛けを作りました。
アンダーライン社のスニーカーを購入することで、カメルーンにあるカカオ植林プロジェクトに出資できるというのです。
買い物をしながら、遠い国で緑を増やすというエシカルアクションにも繋がるというのです。
私たちがファッションを楽しむ裏側で、衣類の素材の調達や製造過程で環境に負荷をかけています。アンダーライン社はそんな点に着目し、新しいサービスを提供し始めました。
それはデジタルファッションを楽しみながら、植樹という形で二酸化炭素排出量を減らしていくプロジェクトに出資するという仕組みです。
これによって、トータルで見たときの地球環境への負荷をプラスマイナスゼロ(カーボン・ニュートラル)を目指しています。
カーボンニュートラルについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。
アンダーライン社のスニーカーを買うプロセスとは?
ファッションとサステナブルを掛け合わせた面白い仕組みであるアンダーライン社のスニーカー。
この商品が面白いと感じて購入したいと思った場合、どうしたら良いのでしょうか。
デジタルファッションデビューに向けて、プロセスをご紹介します。
スニーカーを購入
アンダーライン社のオンラインショップにて、スニーカーを選ぶところからお買い物が始まります。
すでに4種類のスニーカーがあり、可愛らしいミント色のスニーカーが発売されたばかりです。続々とラインアップが増えているので、楽しみが増えていきそうです。
オンラインショップにて購入プロセスを経たら、自分の足元の映った写真を送ります。その写真にデジタルファッションを着せてもらえるので、SNSなどに使用したいものを選ぶのがおすすめです。
商品の詳しいラインアップは、こちらの公式ホームページをご確認ください。
スニーカー着用写真を受け取る
送った写真が、購入したスニーカーを着用した形で送り返されてきます。自分の手元に残しておいて楽しむのもありですが、せっかくなのでSNSなどでシェアしたり、自分のアイコンに使ってみましょう。
デジタルファッションはまだあまり見慣れない人も多いですが、このように実物を介さずして、ファッションを楽しむトレンドは着実に始まっています。
気に入ったアイテムが体型のせいで着れない…なんてこともないので、これからますます増えていくことでしょう。
カカオ植林への出資に繋がる
デジタルスニーカーを購入した代金の一部が、カメルーンにあるカカオの植林事業に共同出資されます。
アンダーライン社のホームページによると1足につき11㎏のCO2吸収に貢献できるとのこと。
スニーカー購入者はもちろん現地に行くこともなく、木を触ることもありません。現地でパートナーシップを結んだ農家さんが、遠い日本から出資した木のお世話を代行してくれます。
ツリーレポートを受け取る
アンダーライン社の植樹プロジェクトへの出資した証として、ツリーレポートが届きます。全4回メッセージを受け取ることができ、出資した木の写真や位置情報が届きます。
これは今までの寄付と異なる点ではないでしょうか。具体的にどこに植樹したのかの位置情報まで届く仕組みは、遠く離れた植樹プロジェクトがぐぐっと身近になる試みだと感じます。