世界初、カカオを植林するデジタルファッション「カーボン・シンク・スニーカー」をご紹介
UNDER LINE(アンダーライン)社が、カーボン・シンク・スニーカーを発売したばかりです。より良い自然環境を目指して一歩踏み出した企業による、ファッションとサステナブルを掛け合わせたスニーカーについてじっくりご説明します。さらに、新しいトレンドであるデジタルファッションとはどんなものなのかもご紹介します。
アンダーライン社がスニーカーに込めた思いとは
アンダーライン社は「ファッション業界のカーボンニュートラル達成を10年早める」をミッションに掲げています。
人が衣類を着ている以上、その生産工程で二酸化炭素の排出は真逃れません。素材を作るにも土地や水を使って育てなければいけないし、商品を作る工程でも工場が二酸化炭素を排出します。
さらに、時には国をまたぎながらお客さんの手元に届けるのにも二酸化炭素が排出され、着実に環境負荷を重ねてしまいます。
だからこそ、アンダーライン社は実物のスニーカーではなく、「デジタルファッション」として製造過程でも、配送時にも、極力環境負荷がかからないファッションスタイルを選びました。
排出する分が少ない一方で、売り上げの一部を植林に繋げていく。トータルで見たときに、プラスマイナスがゼロにする。
つまりカーボンニュートラルが良しとされる世界で、むしろマイナスの方に振れていく。そんな新しい取り組みを提供しています。
続々とラインアップが増えるデジタルファッションアイテム
アンダーライン社は2022年に立ち上がったばかりの新しい会社です。最初のトライアルではスリッポンタイプのスニーカーが人気でしたが、本格始動と共にすっきりとさわやかなミント色のスニーカーをラインアップに加えました。
また、新しい試みとしてスニーカー以外にも、デジタルピアスも発売しています。デジタルピアスを購入する場合は、顔写真を送ることで、ピアスをした加工をして送り返してくれるというものです。
SNSなどのアイコンにしたら、単純におしゃれというだけでなく、自分が環境問題に対して一歩踏み出しているという意思表明にもなるといえます。
まとめ:サステナブルな世界に向けたアンダーライン社の挑戦
ファッション業界は、産業の中でも2番目に環境に負荷をかけているといわれています。
製品を作るのにも、届けるにも、さらには破棄するにも二酸化炭素を排出し、このまま続けていてはサステナブルでないと叫ばれている業界の一つです。
そんなファッション業界に一石を投じるべく立ち上がったアンダーライン社。デジタルファッションという最新鋭のトレンドと、アフリカでの植林プロジェクトを掛け合わせたサービスを提供しています。
ファッション産業のサステナブル化に向けた大きな一歩を、デジタルスニーカーで踏み出してみませんか。