海外セレブの最新エシカル・ヴィーガン関連ニュース6選
レオナルド・ディカプリオやキム・カーダシアンなど、ヴィーガンライフを実行している海外セレブはたくさんいます。もちろん、彼らはヴィーガンの食生活を実行しているだけではなく、環境問題にも積極的に取り組んでいます。今回は、ヴィガーンライフスタイルを送っている、最新の海外セレブニュースをお届けします。
5. ポール・マッカートニー「Meat Free Monday」
View this post on Instagram
ポールマッカートニーは、40年以上ベジタリアン生活を続けています。
ポールは最初の妻リンダに影響され、動物愛護の理由からベジタリアンになったとのこと。
今では動物愛護はもちろん、畜産業による環境問題についても深く憂慮しており、環境保護の観点からも、動物性プロテインから植物性プロテインへのシフトを呼びかけています。
”もし誰かが1年間、週に1度だけ肉を食べなければ、その人の温室効果ガスの排出量は、自動車を1ヵ月運転しないのと同じ量だけ削減できる”
この信念から、ポールは娘たちと一緒に「月曜日は肉を食べない/Meat Free Monday」という運動を始めました。
もちろん月曜日という曜日にこだわる必要はなく、週1お肉を食べない日を設けようという意味です。
2018年10月から、ポールの助言をもとに、都庁の社員食堂でもベジタリアンメニューを開始。
今年2月には、世界で牛肉消費量第2位のアルゼンチンの大統領が「もしポールが特別に僕のオフィスで曲を披露してくれたら、Meat Free Mondayを受け入れる」との発言をしたそうで、実際にポールは直筆の書簡を出し、Meat Free Mondayをするようにお願いしているのですが、ポールは大統領の願いを聞き入れるのでしょうか?
6. レオナルド・ディカプリオ 新しいヒーロー環境保護活動家
View this post on Instagram
レオ様の愛称で、日本でも人気のレオナルド・ディカプリオ。
彼は俳優としての知名度を恐れることなく使い、環境問題に対して活動を行っており、1998年には環境問題と動物愛護のための「レオナルド・ディカプリオ財団」を始めました。
また「Cowspiracy」という、畜産業が環境問題に与える影響を示したドキュメンタリー映画の映画製作責任者として製作に関わり、オスカー受賞の際のスピーチでも、気候危機を訴えたのは記憶に新しいことです。
畜産業が出す温室効果ガスは全体の約15〜20%と言われています。
そのためレオナルドはヴィーガン産業にたくさんの投資をしており、最近では、ヴィーガン食品テクノロジー会社「Perfect Day(パーフェクトデイ)」の新しい諮問委員会のメンバーとなっています。
パーフェクトデイは、世界初の微生物発酵により作られる牛乳タンパク質を確立したテクノロジー会社です。
アメリカのいくつかのアイスクリームメーカーは、このパーフェクトデイの技術を取り入れ、各地でヴィーガンアイスクリームを販売しています。
まとめ
日本でもヴィーガンやベジタリアンの食生活をしている有名人が増えつつありますが、海外セレブに比べるとまだまだその数は少ないと言えます。
彼らの言動、そして行動を見習いながら、私たちが「今」できることは何かを改めて考え、エシカルでサステナブルなヴィーガンライフスタイルを実行していきたいですね。