今更聞けない!地球に優しい、サーキュラーエコノミーとは?

異常気象や、資源の枯渇などを目前にし、持続可能な社会のために経済システムを変革する必要が迫られています。サーキュラーエコノミーについて、具体的な取り組みについて解説しています。

18世紀から19世紀にかけて起こった産業革命によって社会は大きく発展しました。

その一方で、現代型の経済システムは多くの問題を生み出しています。

 

今まさに直面しているのは気候変動でしょう。

各国で異常気象が発生したり、海面が上昇したりするなど、今後の予想がつきません。

 

そんな中、持続可能な社会のための新たな経済システムとして、資源の消費に頼らない「サーキュラー・エコノミー」への転換が期待されています。

今回、サーキュラーエコノミーとは何かや、具体的にどういった取り組みが行われているかを解説しました。

 

サーキュラーエコノミーとは?

サーキュラーエコノミーとは、製品や素材の再利用などにより地球に負担をかけない経済システムです。

直訳して循環型経済とも呼ばれます。

端的に言えば、人類が永続的に繁栄することを目指す経済システムと言えるでしょう。

 

具体的には、製品を作るために行う資源の採掘や、廃棄物を最小限に抑えることによって、持続可能な社会を目指しています。

 

従来の「リニア型」経済システムの問題

従来型の経済システムは、「資源を採掘」→「製品を作る」→「捨てる」のサイクルであるリニア型経済でした。

リニア型の経済は、これまで多くの成功を収めましたが、大量生産・大量消費により環境に多くの負担がかかります

将来的に資源は枯渇して経済の停滞を招き、さらに環境破壊によって生み出される重大な災害もありえます。

そういった事態にならないよう、地球にやさしいサーキュラーエコノミーへと転換する必要があるのです。

 

サーキュラーエコノミーは持続的な価値を生み出す

サーキュラーエコノミーは「資源を採掘」→「製品を作る」→「作り続ける」「使い続ける」をコンセプトにしています。

採掘や作るところまでは一緒ですが、使い終わったあとに作り続ける、使い続けることで本来廃棄されるものを経済的な価値のあるもの変えます

サーキュラーエコノミーは、経済成長を生み出しながらも資源採掘や廃棄を減らし、持続的に価値を生み出すことが可能です。

 

サーキュラーエコノミーの3原則

サーキュラーエコノミーを推進している、「エレン・マッカーサー財団」は、サーキュラーエコノミー3原則を提唱しています。

  • 廃棄物と汚染を設計する
  • 製品や材料の再利用
  • 自然のシステムを再生する

 

廃棄物と汚染を設計する

サーキュラーエコノミー第一の原則は、廃棄物と汚染の設計です。

製品を作り終えてからどう処理するかではなく、製造を計画する段階で廃棄物や汚染を削減できるような設計をするというものです。

 

廃棄を減らすためには、「熱可塑性プラスチック」や「植物由来のリサイクル材」を利用するなど、再利用できるような素材を使います。

汚染は、微生物によって分解される生分解プラスチックなどを使用して減少させることが可能です。

 

また、製造やリサイクルのプロセスやおいて地球に負荷がかからないようにすることも含まれています。

火力を使わず風力で発電したり、エネルギー大量に利用する処理工程を削減することもサーキュラーエコノミーの設計の一部です。

 

製品や材料の再利用

サーキュラーエコノミー第二の原則は、製品や材料を再利用することです。

使い切るのではなく、「使いまわす」というもので、サブスクリプションモデルや、中古販売をより効率化したイメージです。

再利用できるシステムはもちろん、頑強な作りにしたり、修理しやすくしたりして、商品の寿命を延ばすこともサーキュラーエコノミーへの取り組みの一種です。

 

自然のシステムを再生する

地球への負担を下げ、生態系の再生を促すこともサーキュラーエコノミーの原則です。

サーキュラーエコノミーの取り組みで有限な資源の利用を制限することによって、自然のバランスを取り戻し、自然のもつ回復力によって再生します。

持続可能な社会のために、製造と自然を調和させながら、これまで破壊してきた自然を再生していくということを求められています。

 

サーキュラーエコノミーの例

サーキュラーエコノミーの具体的な例を2種類ご紹介します。

  • 回収・リサイクル
  • 商品寿命の延長

 

回収・リサイクル

廃棄された商品をリサイクルからリユースして使うといったサーキュラーエコノミーの形です。

あらかじめリサイクルを前提とした素材を使うなどして、廃棄を減らすことを目的としています

 

特に回収・リサイクル型のサーキュラーエコノミーが注目されている分野はファッションです。

衣類や靴といったファッション製品の多くは、廃棄されるプラスチック素材ポリエステルを使用しています。

ここにリサイクルしやすい素材を介入することで大きな影響が出ることでしょう。

 

例えば「アディダス」は、リサイクル可能なシューズ「FUTURECRAFT.LOOP」を販売しています。

使い終えたFUTURECRAFT.LOOPは、アディダスへ返却することで、分解・再製造されて新たなランニングシューズに生まれ変わります。

接着剤を使用しない、熱可塑性ポリウレタンを使用するなどの工夫により、素材すべてがリサイクル可能です。

 

商品寿命の延長

商品寿命を延長することにより、環境負担を減少させるサーキュラーエコノミーの形です。

例えば必要な時に必要なだけ使うというサブスクリプションモデル。

製品を十分に活用しながらも所有をしないため製品が循環されます。個人の消費である「回収・リサイクル」とはことなり、多人数で共有したり、譲り合ったりするという形態です。

 

また、修理によって商品の寿命を延ばすという方法もあります。こちらは、捨てるまでの稼働時間自体を長くするという発想です。

アウトドアブランドで有名な「パタゴニア」は、専属のプロフェッショナルによる修理を提供することに加え、修理方法や、洗濯の仕方などのセルフメンテナンスを紹介しています。

 

サーキュラーエコノミーを実現するには?

サーキュラーエコノミーの実現には、社会一体となった取り組みが不可欠です。

経済のシステムには、メーカー、小売り、消費者、さらにそれを回収・リサイクルする業者など様々な人や企業が関係するためです。

業種を超えた積極的な交流や、情報を共有するコミュニティー作りも必要になっていくことでしょう。

さらに、より効率的なサーキュラーエコノミーのために、技術・システムのイノベーションにも期待がかかります。

 

まとめ

サーキュラーエコノミーとは、製品を循環して活用することにより、地球への負担が少ない経済システムです。

製品利用による廃棄物や、そもそもの採掘を削減によって地球への負担を減らし、持続可能な社会を目的としています。

リニア型経済がサーキュラーエコノミーに置き換わることで、資源の枯渇を防ぎ、将来も継続的に価値を生み出し続けることが可能です。

ただし、現在のリニア型の経済システムからの脱却はかなりの改革が必要であり、サーキュラーエコノミーに変わるのは大変困難な道のりです。社会全体で取り組むために、現状の問題や解決策を周知させる必要があるでしょう。

 

2.7万フォロワー越えのインスタグラムも毎日更新してます🐰

食品からアパレルまで、800を越えるヴィーガン・プラントベース商品が購入できるハッピーキヌアヴィーガンストアをぜひ訪れてみてください。1%ポイント還元、さらに1%が地球環境・動物保護に寄付されます。毎週木曜日に新商品も追加されます、お楽しみに。

 
記事をお読みいただき、ありがとうございました。
ヴィーガン入門に最適な、ハッピーキヌアの「プラントベース体験BOX」。ソイミートやオリジナルヴィーガンキーマカレー、ヴィーガン竹歯ブラシなど10-12種類の商品が入っています。
ぜひお試しください。詳細は以下をクリック。
spot_img
2.8万フォロワー越えのインスタグラム🐰spot_img
 
ハッピーキヌアの姉妹ブランド、100%ヴィーガン・THCフリーのCBDオイル「VICE VERSA(ヴァイスヴァーサ)」。
リラックスや忙しい時の2タイプで使い分けられます。ぜひお試しを。以下をクリック。
spot_img

 

Amazonで買えるおすすめヴィーガン商品はこちら

楽天で買えるおすすめヴィーガン商品はこちら

ハッピーキヌアおすすめヴィーガンレザー特集はこちら

- プラントベース商品が1,000種類。ストアへのリンクはこちら -spot_img

新着記事

- LINE登録でお得なクーポンゲット -spot_img

記事カテゴリー

人気記事

カナダの老舗ヴィーガンアパレルブランドMatt&Nat
spot_img
イギリスの大人気ヴィーガンアパレルブランドWill’s Vegan
spot_img
アップルスキンレザーを使った
イタリアのヴィーガンシューズWomsh
spot_img
spot_img

おすすめ記事

28,000人のファンが集まるインスタグラム
ハッピーキヌア編集部
ヴィーガン情報を毎日お届け「ハッピーキヌア編集部」です。インスタグラムやツイッターでも毎日ヴィーガンコンテンツを発信中。フォローしてね! #ハピキヌ