ヴィーガンも急増!?コロナの影響により世界中でエシカル意識が向上
世界中で蔓延する新型コロナウイルス。その影響により世界中でサスティナビリティ・エシカルへの関心が高まっていることをご存知ですか。ヴィーガンフードの売り上げも急増している、その実態と理由とは?また、コロナの影響でヴィーガンの方も増えている理由も解説。
コロナの影響で地元や中小企業から買い物をする人が増えている!
『コロナは、私たちの食料と農業システムに焦点を当て、食料生産システムの脆弱性と柔軟性のないサプライチェーンを明らかにしました。』と、Soil Associationの事業開発ディレクターであるクレア・マクダーモット氏は述べています。
大西洋の両側の報告によると、コロナ発生以来、サプライチェーンの長さを短縮することで、食品やその他の製品の配送による環境への影響を減らすことができ、地元や中小企業からの買い物を選択する人が増えています。
グラスゴー近郊の50歳女性、ノリーナ・ミーチャンさんはその1人です。
昨年は、コロナのため地元で買い物を始める特別な理由がありましたが、今後もそれを維持するつもりだと彼女は言います。
イギリスの最初のロックダウンの開始時、彼女は帝王切開から回復時期であり、店に車で行くことができませんでした。
それを解決させたのが、地元のFacebookマーケットプレイスのページでした。
『地元の業者から新鮮な果物や野菜の宅配を受け、近くの肉屋を利用しています。』と彼女は言います。
『また、地元のホテルが持ち帰りなどでロックダウンに適応しなければならない時、すぐに調理できる持ち帰りをいくつか購入しました。
そうすることが、事業主とその家族、そしてスタッフを支援することに繋がることを私は知っています。』」
地元で買い物をする人が増え、地元の食材を購入するようになれば、地域の活性化にも繋がり、エシカル、およびサスティナビリティな消費となりますね。
コロナの影響でヴィーガンフードの売り上げが急増!
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「報告によると、昨年のロックダウン中にヴィーガンフードの売り上げが急増したことも示されています。
米国では、Plant Based Food Associationが、昨年の最初のロックダウン中にヴィーガン製品の売上高が90%増加したと述べました。
一方、イギリスの食品ウェブサイトThe Vegas Kindによると、昨年の売り上げは3倍になりました。
※「ヴィーガン」、そして「ヴィーガンの増加」に関しては、後程詳しくご紹介します。
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現在、食品業界に適用されているエシカル懸念の高まりは、衣料品にも反映されているようです。
イギリスの子供服会社Frugiは、オーガニックコットンと再生プラスチックのみで衣料品を製造しており、昨年はオンライン注文に牽引されて売上高が60%増加したと述べています。
「エシカルファッション」・「ヴィーガンアパレル」に関する記事も参考にしてください。