世界的酪農の複合企業ダノン、代替ミルクラインナップの健康増進への取り組みを強化
ヨーグルトで有名なダノンが、従来のブランドの植物性ミルクラインナップの70% をよりヘルシーな成分でより良い製品を作るために、2,200万ドルを投資すると発表しました。
工場サプライチェーンの革新
アーモンドとオート麦製品の分野における主要な成長計画に加えて、ダノンは、2020年からバイオサイエンスおよび人工知能企業であるBright Seed(ブライトシード)と提携し、大豆をはじめとするダノンの原材料源の健康上の利点を計測し始めました。
これは、植物ベースの製品の栄養密度を最大化することを目的としています。
このダノンの新しい技術革新の立ち上げは、同社のグローバルな植物ベース商品各ブランドが記録的な成長を遂げ、6 四半期連続で2桁の成長を遂げていることから始まります。
そして、2025年までに世界の植物ベースの売上高を50億ドルに増やすという目標をサポートしています。
砂糖の添加を減らし、健康を優先
世界的な乳製品巨大企業ダノンは、飢餓、栄養、健康に関するホワイトハウス会議でその誓約を明らかにしました。
3億人のアメリカ人の食生活と健康をサポートするために、子供向け商品全体で砂糖の添加を減らすことに取り組んでおり、自社植物性飲料の栄養密度を高めると述べています。
今後7年間で 1,500万ドルを小売業者と提携して健康的な食事教育に取り組み、700万ドルを地域発展プログラムを通じて栄養価の高い食品へのアクセス改善のために投資する予定です。
まとめ
国際的な食品大手のダノンは、植物性食品のカテゴリーを世界各地で拡大し、植物性乳製品の売上を倍以上に増やすことを目指しています。
そのために、植物ベースのカテゴリーをさらに拡大することを検討し、人工知能を使い同社が使う植物原料の栄養密度を高め、商品開発をしています。
世界でヴィーガンではなくてもヴィーガン食を楽しむ人たちが増えている今、ダノンも、ヴィーガン食品の開発にさらに力を入れています。
参考記事
Danone North America Plans to Reformulate 70% of Its Milk Alternatives to Be Healthier
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