YouTubeなどで積極的に情報を発信され、活動されている海月ダンテさん。動物性の食材を食べない完全菜食者(ヴィーガン)として知られています。
この記事では、海月ダンテさんはどんな方なのかについて、ご紹介させていただきます。
(画像は公式ページから引用させていただいております)
Contents
海月ダンテさんについて

海月ダンテさんは、沖縄在住の英語の先生で完全菜食(ヴィーガン)です。
そして、教師の傍ら、ヴィーガンのことやヴィーガンレシピ、筋トレなどについて、SNSで紹介しています。また、動物の保護活動も行っている、動物愛護の活動家でもあります。
- 本名:Dante Aurele(ダンテ・オレール)
- 出身:アメリカ合衆国カリフォルニア州
- 生年月日:1990年7月7日(2020年現在30歳)
- カリフォルニア大学バークレー校卒業
2020年5月に、日本名を「海月(かいげつ)ダンテ」に改名されました。
日本語がペラペラ!
YouTubeでのトークや、TwitterやFacebookの投稿文を見るとわかるように、ダンテさんは日本語が流暢です。漢字や慣用句も上手に使っています。
子供の頃、「バッドマン」が好きだったというダンテさん。バッドマンは空手の黒帯でもあり、その影響もあって空手を習い始めました。そこで簡単な日本語を覚え、日本への興味・憧れが芽生えます。
時は流れて高校卒業。
「卒業後、自分はどうなりたい?どう生きたい?」
と、考えました。自問自答の末、
「子供の頃に憧れを抱いた日本で、先生になるのはどうだろう?」
と、思いつきます。
学校がキライで、イジメも経験したダンテさんは、そんな自分だからこそ、「楽しい」と思ってくれるような授業をしたい、と決心したそうです。
ダンテさんの「日本への憧れ」と「教育への熱意」がなければ、日本でヴィーガン紹介の活動をしたり、動物愛護の活動をしたりすることは、始まっていなかったかもしれません。
ダンテさんはいつからヴィーガンに?
ダンテさんがヴィーガンになったのは、19歳の大学生のときだそうです。
その最大の理由は、多くのヴィーガンと同じように、
動物愛護のため、環境を守るため です。
ダンテさんは、子供の頃から犬や猫と一緒に暮らしていて、そして動物が大好きな子供でした。子供ながら、痛みを感じる感覚、性格の違い、記憶、感情などが、彼らにもあることは理解していました。
しかし、毎日食べる鶏肉・豚肉・牛肉に対して、そのように考えたことはなかったそうです。
家族も周りの友人たちも、いわゆるアメリカンな肉中心の食生活を送っており、ダンテさんにとって、肉を食べることはごく自然なことでした。
そのため、
「なぜ、美味しいお肉を食べないで、野菜を選ぶヴィーガンのような人がいるのか?」
と、不思議に思ったそうです。美味しいお肉を避けるほどの大きな理由があるのだろう、と興味を持ったダンテさんは、ヴィーガンについて徹底的に調べました。
そして、調べていくうちに、畜産業や工業生産による肉製品の暗い事実に、動物が好きなダンテさんは大きなショックを受けました。
また、肉食を続けることは、動物虐待だけでなく、
- 森林破壊
- 地球温暖化
- 水質汚染
- 食糧不足
- 気候変動
- 種の絶滅
- 病気のリスク
など、様々な問題があることを知ります。
この事実を知ったダンテさんは、「このままお肉を食べ続けるか、やめるか」この2択のうちどちらを選ぶか考えます。
「お肉を食べることは好き。しかし大豆からできた代替肉もある。動物を苦しめたり、ころす必要がない選択肢もあるなら、その選択をする方がいい」
と、ダンテさん自身の価値観に合わせて、ヴィーガンになる決意をしました。
ダンテさんの活動は?

ダンテさんの活動は、主に
- 動物保護活動
- ヴィーガンの紹介・啓蒙活動
の2つです。
「ヴィーガンって野菜しか食べない人のこと?」
「ヴィーガンの方に初めて会った!」
日本では、まだまだヴィーガンについて知られていないため、よくこのようなことを言われたそうです。
「何を食べるかは人の自由だと思う。だから押し付けも責めもしない。ただ、動物を搾取しなくても、環境を破壊しなくても、私たちはとても美味しい料理が楽しめて、健康な人生を送れるって事実を広めたい。うまいレシピと情報でハードルを下げて少しでもより明るい世の中を作りたい。」
引用:facebook|海月ダンテ
これが、ヴィーガン情報を日本に発信するきっかけになりました。
ダンテさんは「話すのが苦手…」とおっしゃっていますが、アメリカ人らしい(?)ユーモアを交えたトークは、とても面白いです。動画の編集も、とてもセンスがあります。
また、アメリカ人であるダンテさんの母国語は英語。そのため、世界中から多くの情報をキャッチすることができます。
世界の最新の研究やデータを交えたロジカルなトークは、見応えがあります。日本人からすると、なかなか手に入れにくい世界の情報も、ダンテさんが日本語で紹介してくださいます。
ヴィーガン料理の紹介「レスキューキッチン」
料理が趣味だというダンテさん。ダンテさんのYouTubeを見ると、「レスキューキッチン」というコーナーがあります。ここでは、ヴィーガン料理が紹介されています。
植物性の食材だけで料理するのは、一見難しそうに思えます。しかし、工夫次第でたくさんのヴィーガン料理ができることを、ダンテさんが料理をしながら紹介しています。
食材が限られているからこそ、工夫と創造の余地があるということが分かります。ダンテさんの料理を見ていると、ヴィーガン料理はとてもクリエイティブだと思えます。
保護猫施設「アニマルフォレスト」
「畜産動物、虐待や事故にあった動物たちが幸せに生きられる保護施設を作りたい」
そんな優しいダンテさんの決意から「アニマルフォレスト」という保護施設を建設するべく、現在実現に向けて奔走中です。
この保護施設が完成すれば、救われる動物たちの命も多いでしょう。直接支援することは難しいかもしれませんが、募金などの形でダンテさんの活動を支援することができます。
ダンテさんの今後に期待
「自分が今食べているものは、どういう道のりを辿ってきて、目の前にあるの?」
「いただきます、ごちそうさま、と感謝して食べていれば、それでいいの?」
「環境よりもお金や経済が優先される世の中でいいの?」
ダンテさんは、ヴィーガン啓蒙活動の中で、今までの価値観や考え方に対して、新たな問いを投げかけます。
最終的にはその答えは自分で出すことになります。しかし、現状を知った上で、より良い判断をして欲しいという願いが、ダンテさんの言葉から感じられます。
優しさと強さを兼ね備えたダンテさん、ハピキヌも活動を応援しています!
2.2万フォロワー越えのインスタグラムも毎日更新しています🐰
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