ヴィーガンファッションのワンポイントにしたい、エシカルなジュエリーブランド7選
輝く宝石は、時代を超えて愛されます。エシカルマインドは、ジュエリーにも。環境に優しい選択で、ジュエリーを身に着けてみませんか?
目次
エシカルジュエリーとSDGs
ヴィーガンである私たちは、環境や、動物の尊厳を守り、誰もが暮らしやすい環境を実現したいと考えます。
これは、世界が一丸となって取り組む、SDGsの考えと、共通する部分が、多くありますよね。
そして、それは、ジュエリー業界においても、同じです。
動物の尊厳を守ることは、人の尊厳も守るということ
ここでいう「動物」は、ペットや、家畜だけにとどまりません。
人間も、同じ動物です。
児童労働や、不当な低賃金で、奴隷のように働かせることを、できる限り早急になくしていくことが、求められます。
そもそも、児童労働は、国連の「子どもの権利条約」や、ILO(国際労働機関)条約など、国際的な条約において、禁止されています。
SDGs 17の目標のなかには、人権を尊重するために掲げられたものがあります。
「貧困をなくそう」は、まず、どんな人でも、正当な賃金で働くことが大切です。
「働きがいも経済成長も」には、「現代の奴隷制、人身売買、児童労働を撲滅する」
これらが、確実に取り組みとして継続されていることが、エシカルジュエリーの条件のひとつです。
出典:日本ユニセフ協会【SDGsクラブ】 – 1. 貧困をなくそう 8. 働きがいも経済成長も
つくる責任、つかう責任
次に、環境への配慮です。
これも、決して、作る側だけの問題ではありません。
SDGsの目標のなかには、「つくる責任 つかう責任」という項目があります。
私たちが、積極的に、エシカルでサステナブルなものをチョイスすることが、消費者としての責任だと言えます。
出典:日本ユニセフ協会【SDGsクラブ】 – 12. つくる責任 つかう責任
エシカルジュエリーであることの指標
では、エシカルジュエリーと呼ぶには、それが確かである証明は、どこにあるのでしょうか。
たとえば、こちらの記事にあるような、認証機関により与えられた、認証マークの有無も、ひとつの指標になります。
なかでも、ジュエリーに関しては、以下のような認証が、該当するでしょう。
仮に、認証を受けていなくても、そのブランドのこだわりや、ポリシーを知ると、認証を得るに値するものもあります。
出典:FAIRMINED
RJC – RESPONCIBLE JEWELLERY COUNCIL
エシカルなジュエリーブランド7選
1. BRILLIANCE+(ブリリアンス・プラス)
上質なダイヤモンド、パールなどを取り扱う、BRILLIANCE+(ブリリアンス プラス)。
結婚、婚約指輪をはじめとして、一生もののジュエリーが手に入ります。
この、ブリリアンス プラスは、エシカルジュエリーとしても知られています。
紛争ダイヤモンドは取り扱わない
ブリリアンスプラスは、コンクリフトダイヤモンドを使用していません。
コンクリフトダイヤモンドとは、「紛争ダイヤモンド」とも言われています。
いわゆる、内戦地域から産出されており、その収益が、内戦の財源になっている、ダイヤモンド原石を指します。
もちろん、これは、非合法な取引であり、この収益が、兵器や内戦の長期化や深刻化につながる理由のひとつになっています。
NGO団体により、明らかにされた、この事実を、ダイヤモンド業界は、重く受け止めました。
2003年に、コンフリクトダイヤモンドを排除するルール、キンバリー・プロセス制度を確立しました。
いまでは、ダイヤモンドの99%以上が、コンクリフトフリーとなっています。
ブリリアンス・プラスでは、ダイヤモンド買入先を、キンバリー・プロセス証明制度(KPCS)に参加している国に限定しています。
出典:ダイヤモンドの情報サイト
希少であり、環境にもやさしい「海底ダイヤモンド」
「海底ダイヤモンド」を知っていますか?
鉱山から、雨や風などで削られたダイヤモンド原石が、嵐や川の流れをくぐり抜け、何千年もかけて、海に流れ、海底までたどり着いたものを、「海底ダイヤモンド(オーシャン・フロア・ダイヤモンド)」と呼びます。
ブリリアンス プラスには、この、海底ダイヤモンドを使用した、『BLOU』というコレクションシリーズがあります。
海底ダイヤモンドは、鉱山を爆破させて行う砕石方法とは異なり、海底に沈む砂礫を、バキュームして採取します。
それは、すべて、ダイバーの手作業で行われます。
もちろん、漁と同じで、穏やかな海況のときのみ、出港しますので、命の危険を冒してまで、採取作業を行うことはありません。
採取された砂礫は、これも手作業、目視で、原石を見つけ出し、加工します。
そして、海底ダイヤモンドである証明書がついてきますので、鑑定書と同様、エシカルで、希少なダイヤモンドであるという証になります。
さらに、BLOUシリーズのリングの地金には、リサイクルされた金を採用しています。
金には、何度も精製可能という特性があります。
環境に優しい海底ダイヤと、金の特性を、存分に発揮した、シリーズになっています。
参考:OCEANS
公式サイト:brilliance.co.jp
Instagram:@brilliance_plus