輸送手段もサステナブルへ、EVトラックを導入するヴィーガン企業

輸送手段もサステナブルへ、EVトラックを導入するヴィーガン企業

ヴィーガン企業は、より持続可能な食を目指しており、輸送手段においてもEVトラックを取り入れることで、CO2排出削減に貢献しています。

ハッピーキヌア編集部
2022年09月28日
輸送手段もサステナブルへ、EVトラックを導入するヴィーガン企業
温室効果ガスによる気候変動が問題になっている今、二酸化炭素を多く排出する畜産に代わり、植物性のヴィーガン食材に注目が集まっています。

 

もともと「プラントベースの食はサステナブルである」といわれますが、大豆ミートなどを製造するヴィーガン企業は、より持続可能な食を目指して努力を続けています。

 

その取り組みの一つが、輸送手段にEVトラックを導入することです。この記事では、世界のヴィーガン企業のサステナブルな試みや、日本の現状などをご紹介します。

 

輸送に関わる二酸化炭素排出量は世界で上昇傾向に

 

気候変動の原因といわれている二酸化炭素の世界の排出量は、2018年で336億トン、2019年で335億トンと近年高止まりしている状況です。

 

そして、輸送に関わる排出量は2021年で77億トン(Gt CO2)と、新型コロナウイルスの流行で一時減少したものの、再び増加しています。

 

■輸送による世界の CO2 排出量

グラフの凡例:Road=道路、Rail=鉄道、Aviation=航空、Pipeline transport=パイプライン輸送

IEA, Global CO2 emissions from transport by sub-sector in the Net Zero Scenario, 2000-2030, IEA, Paris

 

こうしてみると、全体の二酸化炭素排出量のうち、輸送部門が占める割合は決して小さくなくありません輸送手段をEVトラックに転換すれば、大きな効果を生み出すことが期待できます

日本原子力文化財団 エネ百貨 「【2-1-4】世界のCO₂排出量の推移

 

ヴィーガン企業の取り組み

「ヴィーガンはサステナブルである」と言われている理由には、植物よりも牛などの家畜から排出される温室効果ガスや、水、土地、エネルギーの使用量が多いことが挙げられます。

 

つまり、ヴィーガン企業が提供するプラントベースの食品は、それ自体が環境に優しいサステナブルであると言えます。しかし、それだけにとどまらず、さらに持続可能な取り組みも進めています。それが、EVトラックの導入です。

 

次にご紹介する2社の事例は、いずれもスウェーデンの物流テクノロジー企業、アインライド(Einride)社(2016年設立)製のEVトラックを貨物の輸送に使用しています。アインライドは、世界で初めて公道で電動無人トラックを使い貨物輸送を行ったことで知られる企業です。

 

【ヴィーガン企業①】ビヨンド・ミート(Beyond Meat)

 

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ビヨンド・ミート(Beyond Meat)は、アメリカのカリフォルニア州に拠点を置くプラントベースの肉を製造・開発する企業です。

同社は、製品が消費者の食卓に届くまでのプロセスを最適化して、より持続可能なシステムにすることに取り組んでいます。

 

その一環として、アインライドと契約を結び、EVトラック5台に必要なインフラを開発と構築を進めています。アインライドは、EVトラックを「より持続可能な未来をつくる実用的な製品である」とし、配送システムの構築を支援することで、二酸化炭素の排出量を削減することができると言います。

 

また、今後5年間でEVトラックをアメリカでの事業全体に拡大し、二酸化炭素排出量をさらに削減する予定です。

 

【ヴィーガン企業②】オートリ―(Oatly)

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オートリ―(Oatly)は、オート麦から植物由来の乳製品を製造するスウェーデンの食品会社です。同社は2020年にアインライドと提携し、5台のEVトラックで食品の輸送を行っています。これにより、運用開始から1カ月で10,500 キログラムの二酸化炭素の削減に成功しました。(ディーゼルトラック比)

 

この取り組みは北米にも拡大し、2029年までに100%持続可能な陸上輸送に移行する予定です。

 

また、一年間で400,000キログラムの二酸化炭素が削減できると推定されています。これは、同じルートを走るディーゼルトラックと比較した場合の87%の削減に相当します。

 

ヴィーガン企業のEVトラック導入の取り組みについて見てきましたが、そもそも世界や日本ではどのくらい普及しているのでしょうか。次に見ていきましょう。

 

 

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