アメリカのマクドナルドでビヨンドミートが登場!ヴィーガン動向を解説
マクドナルド社が本国アメリカにてベジバーガーのトライアル販売を始めます。この記事では、気になるマックプラントバーガーの発売背景から、これからのマクドナルド社のヴィーガン・ベジタリアン対応が向かっていく先をご紹介していきます。
本国アメリカにて、ついにビヨンドミートを使ったベジバーガーを試験的に発売開始をするという情報が入ってきました。
すでに世界各国のマクドナルド店にて少しずつテスト販売が始まっている「McPlant(マックプラント)」の発売が、ついに11月から始まります。
この記事では、気になるマックプラントバーガーの発売背景から、これからのマクドナルド社の向かっていく先をご紹介していきます。
目次
米国マクドナルドでついに植物由来のハンバーガーが発売開始!
ハンバーガーといえば肉汁たっぷりのパティが当たり前だったのは、もう古い時代の話かもしれません。
世界的に店舗を持つ超巨大チェーン店であるマクドナルド社が、ついにアメリカにおいても植物性由来のパティを使ったベジバーガー「マックプラント」を発売すると発表しました。
パイロットケースとして一部エリアにて11月3日から発売予定
今回発表された「マックプラントバーガー」は、マクドナルド社のアメリカ市場におけるテスト販売となります。
カルフォルニアやテキサスなどの8つの州において実施され、選ばれた店舗にて11月3日から発売開始と発表されました。
今回はあくまでもテスト販売と繰り返し説明がされていて、ベジパティの在庫がなくなるまでの限定販売となるそうです。
アメリカという肉食文化の強い市場においてマックプラントはどのように受け入れられるのでしょうか。
マクドナルドの強豪に当たる、他のチェーン企業もどんどんベジタリアン・ヴィーガンメニューの取り入れ始まっているので、比較的スムーズに顧客に受け入れられるのではと想定されています。
また、お客さんの動向も気になりますが、実際に各店舗でのキッチン事情や販売体制なども今回のテスト販売で確認をしていくそうです。
このテスト販売が上手くいけば、ここからググッと販売店舗数も増やし、どこのマクドナルドに行ってもベジバーガーが楽しめるという日も近いかもしれません。
気になるマックプラントバーガーはどんなもの?
アメリカでは初登場となるビヨンドミート社のマックプラントバーガーとはどのようなものなのでしょうか?
同社が発表した情報によると、ビヨンドミート社のパティをそのまま使ったわけではなく、マクドナルドの商品向けに共同開発したものを使うそうです。
原材料は豆・米・芋などの植物性由来のものを使用しています。
そんな特別なパティと、トマトやレタス、ピクルスなどの定番具材とともに、ゴマのついたバンズで挟んだものがマックプラントバーガーです。
米国マクドナルドはビヨンドミート社と提携したばかり
ぐんぐんと急成長しているアメリカのBeyond Meat(ビヨンドミート)社ですが、実は2021年2月にマクドナルド社とパートナーシップを結んだという情報が流れていました。
ハンバーガーといえばお肉。マクドナルドといえば、あの味のパティという印象が強かったため、ついにマクドナルドも植物性パティに手を出すのか!とヴィーガントレンド界では話題となりました。
そこから半年以上の時間をかけてついにマクドナルド専用パティが完成したということです。
どのような味付けになっているのか、そしてそれがアメリカの市場でウケるのかは興味深いところです。
ビヨンドミート社については、こちらの記事でもご紹介しています。ますます過熱する「代替肉」市場を牽引する企業について、ぜひチェックしてみて下さい。