ミートフリーマンデーとは?気軽にヴィーガン・ベジタリアンを始めてみよう
週に一回だけ、月曜日は肉を食べないようにしよう!気軽に実践できるミートフリーマンデーについて詳しく解説。なぜ実施するのか、どのように実践すればよいのかについてご紹介します。
日本でのミートフリーマンデー
日本には、イギリスのMFM本部とも連携をとりながら活動する共同キャンペーン体、ミートフリーマンデー・オールジャパン(MFMAJ)があります。
ワークショップやイベントなどを通して、ミートフリーマンデーを推進しています。
個人はもちろんのこと、キャンペーンに参加する大学、企業や団体は年々増加中です。公的機関でもミートフリーマンデーを行っていますので、ご紹介します。
内閣府
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内閣府は、職員食堂でミートフリーマンデーの導入を決め、2017年3月に試験的に実施。
2017年4月より正式に、内閣府・内閣官房の職員食堂で、ベジタリアンメニュー(主にヴィーガン対応)の提供を開始しました。
職員の方々は、毎週金曜日に、ベジタリアン定食が食べられます。
(導入以降に、提供日の曜日の追加や、定食以外のメニューの追加の可能性もあります。)
国のリーダーである内閣府の運動への参加は、ミートフリーマンデーへの関心や普及に、大きく貢献するでしょう。
都庁
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2018年ポール・マッカートニー氏のアドバイスもあり、小池百合子都知事が旗振り役となり、都庁でミートフリーマンデーを導入することを決めました。
小池百合子氏は環境大臣の経歴もあり、関心が高い環境問題に、今回のように食の面からも取り組まれているようです。
2018年10月1日より、東京都庁にある職員食堂で、ベジ・メニューの提供を開始。
- 第一本庁舎:毎週月曜日にベジ定食(ビーガンのセットメニュー)と、毎日(月曜日~金曜日)ベジ対応の単品メニュー
- 第二本庁舎:毎日(月曜日~金曜日)単品のベジ・メニュー
メニューの詳細は、以下をご覧ください。
(出典:東京都庁 | 都庁職員食堂 ベジ・メニューの開始について)
気象庁
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気象庁は、2021年1月より、気象庁食堂で、毎週水曜日にミートフリーマンデーをスタート(ビーガンメニューをふくめた毎週水曜日のベジランチ)。
こちらの食堂は、一般の方も使うことができます。
都庁や気象庁の食堂は、職員にかぎらず一般の方も利用可能なのは、朗報ですね。
ミートフリーマンデーを実践しよう!
ヴィーガンやベジタリアン料理のレストランやカフェなど飲食店は増えつつあり、以前なら簡素とおもえた菜食料理が、おいしく見た目もおしゃれな料理へと進化しています。
気軽にそのようなお店を利用すれば、ミートフリーマンデーを気軽に実践することができます。
あまりお店を利用しづらい昨今の状況下では、おうちで実践してみるのもよいですね!
初めての方なら、ハピキヌのプラントベース体験Boxがおすすめですよ🐰
こちらのサイトでも、飲食店を紹介していますので、是非ご覧ください。
また、レシピ検索も可能で、メイン料理ばかりでなく、季節の行事にあわせた料理、スイーツなどもあります。
内閣府で提供された、ベジ・メニューの開発担当者による直伝レシピも公開されていますので、以下も参考にしてください。
(参考:内閣府食堂・横山チーフのベジメニュー | ミートフリーマンデーオールジャパン Meat Free Monday All Japan)
まとめ
ミートフリーマンデーは、ヴィーガンやベジタリアンにかぎらず誰でも実行しやすいうえ、継続しやすい活動です。
週一日お肉を食べないだけなのに、地球環境保護をはじめ、さまざまな点において多くのメリットをもたらします。
フレキシタリアン(野菜中心で状況により肉や魚を食べる)やペスカタリアン(肉は食べない)のように、柔軟な食生活をしている人たちもいます。
気軽にミートフリーマンデーを実践してみましょう。