【中東編】航空各社のヴィーガン機内食5選
私たちヴィーガンが海外旅行で最初に直面する問題が機内食。最近ではたくさんの航空会社がヴィーガン機内食を導入し始めています。ヴィーガン機内食を提供している中東諸国の航空会社を紹介します。
日本の航空会社が日本食を提供するように、各国の航空会社が、その国の食文化を反映した機内食を提供しています。
そして、空の旅をたくさんの人にもっと快適に過ごしてもらいたい、そんな思いからたくさんの航空会社がヴィーガン機内食を導入し始めています。
今までは長時間フライトの際は、自分でヴィーガン食やスナックを大量に持ち込んでいましたが、そのような心配をする必要はありません。
特に今回紹介する中東諸国の航空会社では、事前に予約する必要もない場合も多く、ストレスフリーで旅行ができます。
目次
中東諸国の航空会社 ヴィーガン機内食5選
1. Emirates(エミレーツ航空)
エミレーツ航空は、アラブ首長国連邦のドバイを本拠とする航空会社。
エミレーツ航空は、旅行地域にインスピレーションを得た料理を提供するという伝統を守り、出発地または目的地の都市に着想を得た味の機内食を提供しています。
エミレーツ航空の機内で提供されるヴィーガン食には、ほうれん草とトマトのコンカッセを添えた焼き野菜のクレープ、地中海野菜のラビオリ、クスクスを添えたタジン野菜など。
ヴィーガン需要の高い路線では、エコノミークラスでもピーマンをトッピングし、レンズ豆の煮込みを添えた野菜のパエリアなどのヴィーガン食が、通常機内食として提供されています。
すべてのエミレーツ航空便およびすべてのクラスの旅行で、出発の24時間前までにヴィーガン食をリクエストできます。
2. Etihad Airways(エティハド航空)
エティハド航空は、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国アブダビに本拠を置く、国営の航空会社。
エティハド航空の機内食は、より新鮮な料理を提供できるように、アラブ首長国連邦と目的地に近い地域の農場と協力して、地元産の食材を使用した料理を作ることを心がけています。
そして、常にベジタリアン料理を含む機内食を選択ができ、すべてのメニューはハラールの規定に沿った調理法で作られているのも、エティハド航空機内食の特徴です。
ビジネスクラスやファーストクラスではなくても、少なくとも1つのベジタリアンオプション、焼きたてのロールパン、こだわりのデザートなどを、エコノミークラスでも楽しむことができます。
完全ヴィーガンを含む特別機内食が必要な方は、事前予約が必要です。
3. Qatar Airways(カタール航空)
カタール航空は、カタールの首都ドーハに本拠を置く国営の航空会社。
航空会社の格付け調査を行うSky Trax(スカイトラックス)が選ぶ、ワールドベストエアラインに6回も選ばれるほどの充実したサービスが得られます。
もちろん機内食も充実しており、エコノミークラスの機内食を評価するランキングでも第2位にランクインされています。
すべての機内食は、エティハド航空同様、イスラム教に従った食事ハラルフードが提供されます。
機内食も高く評価されているだけあり、特別機内食としてのベジタリアンオプションもかなり充実。
完全ヴィーガンだけではなく、ドライフルーツと新鮮な果物から成るフルーツ機内食そして、ローベジタリアンミールなど7種類のベジタリアン特別機内食があります。
2020年からは、ビジネスクラスでは、すべてのフライトでヴィーガン食が提供されるようになりました。
エコノミークラスのお客様は24時間までに事前予約が必要です。